「好きって何だろう?」
今、心に大切なこの疑問が湧き起こる。
好きなことをする。
したいことをする。
感じるままで良いはずなのに
自由になった今も
知らぬ間に自分で自分に枷をつけていた。
自分の「好き」を優先することを
自分で許せずにいたのは
「自分なんか」と下に見る私が
いまだに心にいたからだ。
でもそう思ってしまったのはやっぱり、
お父さんに言われた
「そんな事じゃ…」と私を貶める言葉たちに
呪いをかけられた自分がいたから。
そんな理不尽をいつまでも受け続ける
お母さんを置いて
自分が幸せになるなんて、という思いがあったから。
見えない鎖で自分を縛った。
頭では分かっているつもりでも
本当は心を自由にしてはいなかった。
擦り込まれた意識する癖。
謙虚さや勤勉さを履き違えた
脅しや支配の日々。
それが私をこうさせたのだと、
今なら本当に良く分かる。
自分を愛していいのだ。
自分の「好き」や「嫌い」を、
自分の「幸せ」を優先していいのだ。
自然に感じる心のままに、
生きていっていいのだと
心が感じられるように、今なれたのだ。