わかった、そうだ。そうだった。
人を変えようとする事は、エゴなんだ。
誰かを自分の思う通りにしようとする事で
相手が動くはずもない。
課題を分離するのだ。
彼が自分の言動でこれからどういう人生を歩もうと、
それは彼の負うべき責任なのだ。
それを相手の領域に勝手に踏み込んで
変えてやろう、などというのは
相手を頑なにさせてしまうだけなのだ。
良い顔をしてしまっていた。
機嫌をうかがい、忖度していた。
でももうそんな事はしない。
十分すぎる程の思いやりがあったら
もうそれ以上何かする必要はない。
むしろ己の身をもって示せばいい。
自分が自分として堂々として
正直であっていいのだ。
当たりが強いと感じたらそう言ってしまおう。
嫌だなと思ったらそういう態度を取ろう。
相手の顔色を伺うのは、もうやめよう。
そこから離れるも近づくも相手の自由なのだ。
自分も自由でいい。
自由でいいのだ。
怖がらなくていい。
人を傷つけているのではなく
勝手に相手が傷ついているのだから。
それに同情してしまっては自分が疲れてしまう。
課題を分離するのだ。
自分と他人を分離するのだ。
心は自分のものでいいんだ。
ありのままでいいんだ。