上手く出来るかな

完璧に出来るかな

不手際がないかな

怒られないかな



そんな事ばかり考えて

不安を膨らませているけど


実際に自分が出来る事なんて限られてて

今出来る事なんてやるかやらないかくらいで

それ以外大した事じゃないんだよね





「責任を持って」

「立派に」

「社会人として」

「仕事をする上で」


そんなことばかり気にして

何て評価されるかばかり気になって

バッシングされたりがっかりされたり

批判されたり否定されたり

それが怖くてたまらないんだ




頑張ってないなんて、思われたくない

認められたい 認めて欲しい

情けないなんて思われたくない


その恐怖にばかり怯えて来た






…でもね、違うんだ

大切なのは

自分が今出来ることが今もうあるということ

それは

ちょっとやそっとの批判なんかじゃ覆らないってこと




大切なのは

誰かの役に立ちたいということ

誰かのためになることで

自分の生きる意味を見出したいということ



自分が

誰でもいいからこの苦しみを分かち合いたいと

この悲しみを聴いて欲しいと

この恐怖を受け止めて欲しいと

そう思うように

自分を選んでくれた人のために

心を尽くしたいということ




あの日の私が泣いていた

その「いつか」の自分に

寄り添いたいということ





大切なのは形式や外面や

体裁や常識や

そんなものじゃないんだ



役に立ちたい

心を支えたい

その気持ちが何よりも

見た目やステータスよりも

ずっとずっと意味のあるものなんだって

私自身が感じ取って来たじゃないか



大切なのは心を尽くして

目の前の尊い心に

純粋に向き合って

心を前に前に

進んでいけるような支援を

私の使命を果たすことなんだって




私がどれだけ「出来たか」よりも

どれだけ「出来ない自分を受け入れてあげられたか」

どれだけ「そんな自分を愛せたか」

それが私がこれから進むために

新しい自分の道を歩むために

何よりも大事にしなきゃいけないんだ




それが私の心を自然に前へ押してくれるんだ