やっと泣けた。

久しぶりだ。





ずっと背中や肩が張って

眠りも浅く

緊張を解きたくても解けなくて

毎日疲れてた。




ノートに書き出して、

何をどうやって来たか書き出して見て

そしたらやっぱり頑張ってて

頑張ってないんじゃなかったんだって分かった。




こんなにも苦しい、辛い気持ちを

抑え込んで現状を拒み続けて

それくらいいやだったんだ

同じになりたくなかった。




思い通りになりたかった。

もちろん理想通りなんていくわけないけど

自分のできる範囲の中では

思い描く通りにやりたかった。




これくらい、と思うこと

これなら、と思うこと

こうしたい、と思うこと

それを普通に頑張りたかったのに

頑張れる範囲で頑張りたかったのに



不要な程の苦しみを

身体に刻みつけて

痛みにも鈍くなったように自分を錯覚させて

誤魔化しながら

それも分からない程自分を責めて

なんて酷いんだろう。




自己満足の範囲内でしか娘を大事にしないで

本当の私が出す信号には気づかずに

蔑ろにしていることすら

理解しないまま

ズタズタに切り刻んで

ザクザクと突き刺して

何も知らないまま

罪深い笑顔を向けるんだ。





ああ、この家に越して一年が経とうという今

ようやくこんなに苦しい気持ちを抱えながら過ごして来た理由がわかった



新たな場所に

新たな暮らしに

新たな環境に行く時

私は本当は途方もなく

自信を折られて来たから

すべてが恐ろしいんだ。

自分が自覚している以上に

自分が出来ないことを恐れてしまうんだ。

だってそれは

ずっと否定されて来たことだから。

無視されて来たことだから。

勝手な想像で

私を潰していった

無惨な言葉たちによって。





にくらしい。

完全な他人でもなく

完全な悪でもなく

完全に離れることが未だ叶わない

あの存在が。


なんて罪深いんだろう。