ウチの場合

受験日が近づくにつれて不安になり、大丈夫かなあと言ってた時
何かにつけて心配な時にも

私はいつも
「大丈夫、自分に一番あった道が待っているから」と、言っていた

別の、とか、他の、ではなくて
自分に一番合うところに行ける

だいたい人生なんてそんなものだ

行きたかった研究室に入れなくて、ちょっとガックリしていた
そんなことは、後で知ったんだけど

何も言わないけど、なんとなく察して
なぜかそういう時って
なんだかわかる

息遣いなのか
醸し出す雰囲気なのか
なんだかわかるのは母だからか

「どうした?」って声かけて

一番人気の研究室に入れなかったって
きっとそこに入ったら、あれしよーこれしよーって考えていたに違いない
でも違う研究室に入ることになった

その時も

大丈夫!
絶対自分に一番あっているところだよ

と伝えた

自分に与えられた一番合っている道
と思えば
工夫して楽しく過ごせるんじゃないか

たとえば
もっと前に気がついていれば良かったのに、と思うことでも

今だから気がついたんだ
今だからできる
今気がついて良かった

と考えるのと同じで
要は考え方だ

私の毎日は、そんなことばかりだけど

息子の入試の前日に怖くて寝られなかった私は
真夜中に友人に電話した

大丈夫よ、一番合ったところに合格するから
と言われてホッとしたんだ。
yoshiko