電線
近所の電話線の写真です。
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大昔。
「東京の街は電信柱で
ゴチャゴチャして見え汚い。」と
聞いたり読んだりしたことが
何回か、あった。
個人的には、あの、電信柱が
良い風情で、懐かしいもんだが。
さて、確かに、ロンドンでは
電線は(電力・電話とも)
地下を通っている。
まぁ、街も、すっきりしているだろう。
街に整然とした美を求める人の
評価は高いだろうし、何よりも
安全かもしれない。
しかし
英国だって、一歩ロンドンを出れば
この通り。
日本の田舎の田野の空を走る
高圧電線が、郊外の村(一応、街?)の
住宅街の一般住宅の上を
つっきったりしているし
(こんな住居は、売る際に
似た物件よりも価格が低くなるし
小さな子供のいる家庭からは
敬遠されやすい)
電話線は、あちこちで放射線状になって
もちろん通りとは沿わず無関係に
(通りを互いに斜め向いにつっきって)
各家を結んでいる。
非常に原始的なイメージだ。
去年、家の近くの大通りの
通りをはさんで放射線状にはしる
電話線の、丁度道の真ん中あたりに
子供(おそらく地元の中学生か?)の
靴一対が、ひっかかっていた。
(↑靴紐で、線にぶらさがる状態)
郊外の村とは言え、この通りは
通勤・登下校時間帯は車が絶えない。
もし、靴が落ちてきたら
下を走る車を直撃する。
かなり危険な状態だ。
すぐに役所がとっぱらうものだと
信じて(期待して)いたが
結局、どう少なく見ても
二ヶ月あまりは、そのまま
放置されていたのであった....。
何のための地方税なんだっ?!!!