つい先日の事である。
友人から、あるメールが転送されて来た。
拙ブログで、エロコメ以外でコメ禁&メッセ禁にしている
唯一の人からの「コメント」だった。
さらに、その翌日に、その友人から
「手紙で送る事にしたから転送しなくていい」と言われたと聞いた。
(そして、実際に、その手紙は今日、届いたのだが)
手紙の手間をはぶくために、私は、
その友人経由で彼女に、こう返信した。

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個人間だけでなく国家間でも「次の段階」というものは
それが「必要」である場合にのみ存在するものです。

私が、コメントを削除したり、コメント及びメール送信を禁止したのは
まさしく「次の段階」を消すための行為であり
そこには、「怒り」などの一切の感情も、さらに
「理解しようとするための行動である【勘違い】」も
そもそも存在しません。

これは一時的な感情による行為ではありません。
実は、数年前、むしろ正直に申し上げると、
知り合った当初より、距離を置いた間柄にしか
なれないであろうと考えていました。
そして、かなり長い間「敬而遠之」という関係を
保って来ていたつもりだったのですが、
もう、このあたりで、お互い全く離れた路を歩む方が
お互いの為なのではないかと考えるようになりました。

全ては、私の不徳によるものです。
どうか、ここで、一切の関係を断たせてください。

これからは、お互いを尊重しつつ、それぞれの路を進みましょう。
私に対する通信及び接触を設けようとする、あらゆる行動
ご無用に願います。
私も、同様の行動は絶対に取らない事を約束します。

「共通の友人メンバー」は皆、大人なので、
それぞれ別個に付き合ってくれる事でしょうし
私の話を一切出さなければ困惑する事も無いはずです。
必要があれば、この返信を公開していただいても構いません。

今後のご健勝を祈ります。
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ここで、その返信内容を公開するのは、それが、あたかも、
間にはさまってしまった友人と彼女と私だけの
「秘密」の様になってしまい
この友人にかかる精神的負担が
さらに増える事を、どうしても避けたかったからだ。

私が、こんな文章自体を書くのは当然初めてだ。
徐々に疎遠度を高めフェードアウトした関係はあるが
ここまで、はっきり書かざるを得なかった事は一度も無い。
むしろ、私は、どんな関係でも「ファイル保存」する様な
普段の粗忽な行動からは信じられないかもしれないが
意外に用心深く、そして既に明らかな様に小心者なのである。
しかし、人生で初めて
「削除」せざるを得なくなってしまった。



この返信の、どの部分も、どの言葉も
長く深い背景と理由と熟考の末の選択だ。

本来だったら「数年前」の事から
わざわざ書くような潔くない事はしたくなかった。
しかし、こう書かないと、また「誤解」「曲解」
されてしまうのではないかと思ったのだ。

「こんな結果になって、ごめんなさい」
「今まで付き合ってくれて、ありがとう」
こんな柔らかい言葉でも付ければ
もっと消化しやすい内容になったかもしれない。
でも、それは、私には、できなかった。
ここに至るまでの長い経過と曲解の数々を考えると
どうしても、できなかった。



おそらく、彼女は、
英国情報に興味があるのだと思うが
今後、公開ブログには、一切、
教育関係の英国情報
いや、一般的に役に立ちそうな英国情報は、載せない。
くだらなさを愛する人だけが楽しめそうな
くだらない情報しか、載せない。

また、今回の件についても、今後、一切、書かない。
私は約束した事は必ず、実行する。


英語で
Out of sight
Out of mind
と言う。
このブログにアクセスしなければ
私の様な気にする価値のないバカの事など
徐々に心から消え去るものだ。

そして、それを可能にするのは
「アクセスしない」
という行動のみ。

このブログも、私自身も
彼女にとっては「鬼門」なのだ。
「鬼門」にさえ近寄らなければ
平安な日々と平静を取り戻せるはずだ。
そして、それを真摯に祈っている。


時が解決するという事は無い。
むしろ、時に解決してもらいたくない。
いや、時には解決させない決心をしたから
こんな返信をしたのだ。



世の中の大きさに比して、
こんな大げさなブログを書いている自分の小ささが
恥ずかしい限りだが
全ては、小心者な私の不徳によるものであり
これ以上、状況を悪化させたくなかった。


今回の件で巻き込んでしまった友人、そして
巻き込んでしまうかもしれない友人達には
心の底からお礼とお詫びを申し上げます。




(今回のコメント欄は、閉めさせていただきます。)