「本命(ほんめい)年」
と読んでしまいますと
「あなたが本命っ」
婚活もばっちしっ!なんてぇ
印象を与えてしまいますが、
これは、中国語では
「Ben3 Ming4 Nian2」と読みまして
手っ取り早くご説明いたしますと
自分の干支の年
つまり、年男年女となる年の事でございます。

ちなみに、中国語で「命(Ming4)」には「いのち」の他に、
一字で「運命(うんめい)」という意味があります。
「算命(Suan4 Ming4)」は、運命占いのこと、
「命運(Ming4 Yun4)」は、運命の事でございます。

そして、この年男、年女ですが
日本では、縁起が良い存在でして
(でございますよね?)
神社で節分に豆まきなんかもいたしますが
中国では
なんと
「本命年」ってぇのは
気をつけなくっちゃぁいけない年なんです。

さらに、厄よけの効果
ラッキーグッズ=吉祥物(Ji2 Xiang2 Wu4)として
「赤いものを身につける」
「自分の干支のペンダントなどの飾りを身につける」
というのが、近年、流行している模様ですが
どうも、
商業戦線のような気もしてなりません。

手前も、実は、昨年、年女だったんですが
金にせよ玉(ぎょくって読んでくださいましね)にせよ、
ウシの干支の飾りは...買いませんでした...。
深紅は大好きな色であるため
意識せずに【常に(家にいる時でも)】
紅の皮の小さな手帳(兼カード入れ)と
赤いスマフォ袋を身につけておりましたが
効果があったのかどうか
無事に年を越せました。

いえね、あなた
日本では縁起が良いのに
中国では要注意ってぇなりますと
一体、どっちに従ったら良いってんですよ?
信じるものは救われるってはいいますがね、
例えば、占いにしたって風水にしたって
真剣にやればやるほど
どっかしら気になる所がでてきちまいますし
生まれ年が縁起が悪いのか良いのか
海をへだてただけで解釈が
正反対になっちまうなんて、
せっかくのめでたい年に
傷がついたような気にもなりますよねぇ。

さて、
今年は、夫の「本命年」なんですが
早くも、上海の家族が
「赤いパンツ(ズボンじゃないですよっ)」を
はくと良いらしい、等と勧めるんです。

実際に、赤パンを買い求めるのは
英国では、非常に容易な事でございまして
マンチェスターユナイテッド
リバプール
アーセナル
等のファン用オフィシャルグッズサイトに行けば
この手の、赤ボクサーショーツは
簡単に手に入ります。

しかし、驚くことに、ファッション感覚が良い、等と
【自負】しております夫
(じふ、というよりも自分負けに近いですが(笑))
赤ふんもどきの赤パンは嫌だ
でも厄には遭いたくない(涙)
と、葛藤しておりました。

そこで、日本の年男年女について説明しますと
もう、それだけで明るい気分になっておりましたが
一応、玉でできた寅の飾りでも出張のついでに買って
赤い紐で首からぶらさげるよう提案しときました。
備えあれば憂い無しでございますし
赤パンよりは寅ペンのほうが
遥かに愛らしゅうございますからね。ほほほほほ。

ところで、中国では
旧正月から新しい干支となりますので
(カレンダー等は、1月からトラ柄ですが)
今年は、2月14日のバレンタインデーのお正月から
寅年となります。
今年生まれた赤ちゃんも、2月13日までは丑年生まれでございます。
ここでも日本とは解釈が違うのでは????
1月から2月に生まれた方で、ご自分の干支に
納得されていらっしゃらない(笑)方は
一度、その年の「旧暦(農暦)新年」を
調べてみては如何でございましょうか。


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