新校舎が出来た頃、ウチは仕方なく見学とゆうかたちで見に行きました。


驚いたのが、クラスとなる教室は全部2階からで不登校者専用教室(長ったらしいんでこれからは『ハートの教室』とさせていただきます)は1階、更に隔離されているように端にあったんです。


そして、気分が悪くなったときの為に保健室は目の前で手洗いも横にある
ここならウチは学校に来れる、と確信しました。


もちろん、下駄箱は1階なんで時間によっちゃ鉢合わせは免れない。
そこで考えたのは登下校を短くするとゆうこと。


通常、8時まで登校するところを10時に。
下校は部活などによって様々ですが、大体16時~なので
そこを13時~15時の間に。

これをウチは先生に申し立てました。


ってゆうか無理矢理そうさしたかも←w


で、新しく赴任してきた先生は女性で凄く話しやすくて。
先生とゆうより友達みたいな感覚でした。

タメ口でも全然大丈夫やったし、むしろウェルカムみたいな先生で尚更この教室が好きになって
前みたいなのが嘘やったみたいに学校に行き始めたんです。


そして、ウチらの為に専属のカウンセリングの先生まで来て下さって。
毎週木曜日がカウンセリングの日やったんで話相手として凄く楽しみになっていったんです。


でも、カウンセリングの先生もハートの教室の先生にもホンマのことは打ち明けられないままでした。


理由は、ウチがまだハートの教室を嫌がって保健室登校を続けていた時にいつも相談に乗って励ましてくれた、一番信頼していた保健室の先生に打ち明けたときのこと。


勇気を出してゆうたのに、先生からの第一声は……

『それは気持ち悪がられても仕方ない』でした。


ウチにとって一番タブーであり、一番言って欲しくなかった。

その上、1、2年の担任だった先生からはAの父親がPTAの役人になった途端、手のひら返したようにウチが悪いと言うようになった。



この2つの理由がウチを縛ってしまい、楽しく会話していても心だけは開かずにいました。


もう、誰も信用なんてしない。
ウチの気持ちなんて誰にも理解してくれない。
泣く場所はない。
ウチ自身がしっかりして大人にならないかんのや。


これが、ウチの中で決めていたルールでした。

何故決めたか……それはこの頃以前からですが家庭がゴタゴタとしていて、ウチがしっかりしとかないかん状態やったから。

心配かけさしたくなかったんですよね、大変なのわかっとったから。


やから元気になったよ、もうウチのことで心配することないんよって表す為にはこうするしかなかったんです。


当時、まだ14、5…このぐらいの年齢ってホンマはまだ親に甘えてえぇぐらいの歳やと言われますが、ウチには到底できませんでした。



そんな日々が続いて、ウチは最後の中学校生活に入りました。


この頃からちょっと道を外してみたくなって、父や母に頼んでパチンコに行くようになったんです。


え?って思われた方がいると思いますが、ウチの父は厳しい面もあれば甘い面もありましてww
パチンコに行くこと自体は大丈夫みたいですww


でもまだ幼さが残るので、メガネをかけてたんですがパチンコに行くときだけサングラスをかけて行ってました。

あ、ちなみに一回もバレたことありませんww



で、お金も増やしつつ自分の好きな漫画やゲーム、CDなどを買いつつ夏休みに突入したのを機にウチは髪を染めました。


そしたらサングラスかけずともバレなくなったんで、堂々とパチンコすることも出来て、多分楽しかった時期がこの時ぐらいからですかね。



夏休み明けてからも髪の色はそのままで学校に行ったんですが、無論先生らから髪を指摘されめんどかったww


ちなみに、夏休みの前に修学旅行の話を担任から持ちかけられましたが行ってません。
毎晩のように説得しに家まで来てたけどウチは引き下がることもなく行かないと強く粘って、行かないことに成功しました。

だって、クラスの中に入って自分の居場所がどこにあると言う?って話ですよ。
辛くなって、孤立してしまうに決まっとるし
だからとゆうてすぐ帰れる(修学旅行先が九州)訳でもない。

目に見えとる結果やし、何でわざわざ辛い思いしてまで思い出作りせないかんってゆうたような気がする。



よし、話戻そう←

で、毎日うっとぉしかったんで渋々髪を黒にしました。

ってゆうのも、卒アルに載せるクラス写真を撮る為やったんやけどね。


ウチは出ないとゆうたけど、最後だからとゆうて聞かん先生×5人以上←w

もう毎日のように色んな先生から説得されてホンマに……うん、ウザかったww


あ、一応頑張って撮ったよ。
卒アル今でも実家に帰ったときに見たりするけどウチの目死んどるわww



で、そんなこんなありつつ一番の壁にぶつかったのが…受験。

まぁ3年生にもなりゃ進路だとかどこの高校だとかの話になる訳で。


ウチも一応こん時は高校やと定時制とか通信があるの聞いとったから受ける頭でおった。

高校は出ないかんって思とったし、知らん人が多いやろきんもしかしたら友達できるかもって思いよった。


で、勉強したお陰で受験受かって迎えた卒業式。


ウチは何故か卒業式にだけは出ることを両親にも担任にも言った。


何か卒業式ぐらいは出ないかんって思たんよね。

頑張ったよ~だって皆の列ん中に入ったんやからww
もちろん誰とも話やせんかったけどww


んで、始まった訳やけども。

うん、逃げたくて逃げたくてしゃあなかったなww
ホンマ呼吸困難になるか思たわww

気ぃ反らす為だけにお祝いの言葉を集中して聞くことにして何とか無事終了。


皆が出ていく途中で担任から一人一人手渡しで卒業証書渡していくんやけど、担任がウチに『ありがとう、頑張ったね』って涙ながら渡してきて、そのすぐ後ろに座って泣きながらウチを見ていた両親もいて
ウチは糸が切れたかのように泣いてしもた。


泣きながら体育館を後にすると、イジメよった中の奴がウチを見て『泣きよるし~』とか何とか聞こえてきたきん、すぐ階段降りてハートの教室に戻った。


ハートの教室には後輩もいて、祝福を貰って嬉しかったんを今でも覚えてます。



で、卒業式も終わって皆集まって色々話してたけどウチは入れんからさっさと車に乗って帰った。

家入ってから何でか母と抱きしめ合いながら泣いたっけ。


今ではえぇ思い出ゆうたらえぇ思い出かな?




はい、とゆー訳で過去編の学生編…←何かおかしいなww
ま、まぁとりま終わりですww

次は卒業後の過去をぅpしていこうかなと(・ω・´)

衝撃的な展開になります!!←ぇ
こうご期待!←←