どうも~。

虎さんのまもるもせめるも、です!

今日はファミコン誕生日、生誕30周年です。
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こんな本を買いました。
クマさんに教えてもらいました。
ファミコンソフトのレビュー本です。
辞書ぐらい分厚いです。
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ファミ通の付録もあったので買いました。


と言うわけで今日は以前にも書いたファミコンの思ひ出を今回も書こうと思います。



あれは小学5年生の12月。

友達の家にファミコンがやってきた時のことです。

いや、実際にはまだ来てないのですが。

というのも、友達の親が

「これはクリスマスのプレゼントやからクリスマスまで箱を開けてはいけません」

というそれはそれは子供にはキツい放置プレーを要求してたのです。

関係ないですが虎たちの子供の頃はクリスマスにサンタが来るなんて夢のある教育は受けてなかったですよね。

今は学校で、サンタがいるように教育してて、親にもそう言うように伝えてるらしいです。

だからウチの甥っ子は小学校高学年でもまだ信じてるようです。
サンタさんに◯◯を買ってもらうとまだ言ってます。


話を戻します。

しかしまあ、この友達のオカン怖かったなぁ。

なんか死語の香りすらしますが、いわゆる教育ママでしたね。

息子は今一ついい高校には行かなかったですがw


え~ファミコンのお預けプレーを強要された友達ですが、子供って実は小ずるい。

親の帰ってこない時を見計らって、ファミコンを箱から出して、テレビに接続してこっそりやってたんですよ。


友達は今までずっと虎の家のファミコンをやってたので、引け目もあったのか、自慢したいのか、その「禁じられた遊び」に虎も参加させてくれました。

そこで友達の栄えある第一弾ソフトが


「デビルワールド」


パックマンみたいなドットイーターのタイプで、今風というか、その時風に武器を使って火を吐いたり、スクロールしたり。


でもこのゲームごっつ難しいんですよね。
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その画面スクロールに合わせて、左右に配置してあるローラーが超邪魔になるんですよ。


壁とローラーに挟まれて圧死する感じはなんか悲壮感があって、何と言うか、閉所恐怖症的な圧迫された感じがあるんですよ。

それに、友達のオカンがいつ帰ってくるか分からない焦りと相まって、なんか気ぜわしく、あまり楽しいとは思えませんでした。

でも友達は自分の家に虎が来てファミコンをやってるのが気持ちいいのか、精神的に少し優越感があったのか、単純に楽しんで欲しかったのか、何回も虎を呼んでは、デビルワールドをやらせるんですよ。



そして、ある日…。

もうお分かりでしょうw

そう、アホガキ2人の密会。
2人だけの密やかなる情事がついに


親バレしました。


ある日また友達に呼ばれた虎はいつものようにあまりやりたくもないデビルワールドに興じていた。

すると、

ガチャリ

ドアが開く。

友達のオカンでした。

オカンの目は見る見るうちに三角形に変わり

「何やってんの!あんたら!」

友達はビックリして声も出ず、ただ唖然として固まり、虎もうつむいて手をのの字に動かすのみ。

「クリスマスまでやったらアカンて言ったやないのっ!」

「なんで言うこと聞かれへんの!」

バチコーン!

と一発いかれてましたね。

友達はもう泣くのみ。

「泣いてる場合ちゃうわ!」

「虎ちゃんも虎ちゃんやで!」

矛先は虎にも。

この頃の近所のオカンはよその子でも平気で叱ってましたよね。

「一緒になって!クリスマスまでやったらアカンの知ってるやろ!」

はぁ、面目ない。

「もうあんたはファミコンなんかせんでいい!捨てるからな!」

友達は号泣。

それもウワンウワンというのではなく、

ギィヤー!ギィヤー!とレッドアリーマーのように慟哭してましたねw

そして友達のオカンは激しくファミコンをテレビから抜き取り、ゴミ箱へゴーン!

そして振り返り、

「虎ちゃんはもう帰りや!」



虎はスゴスゴと帰る。

もしかしたら虎も泣いてたかもw



結局友達は一年後のクリスマスに、テストでの成績を引き換えにまた買ってもらってましたけどね…。


というわけでデビルワールドにはトラウマが植え付けられ全くいい思い出がありませんw

あの画面の上のデビルがおばちゃんに見えてしゃあないですw

せっかくの30周年なのに暗い話でしたね(^_^;)






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