某日某所のチャイパブで、小妹と話してたこと。

「もしアナタがお店をやっていて、お客さんに『これはこんなに良いモノなのに、なんでこんなに安いの?』と尋ねられたら、アナタどう返答しますか?」



日本人は、安くて良いモノは、高くて良いモノよりもお得である、と考える。

しかし中国人、特に海外に出たことのないような中国人は、安いものは品質が悪く、高いものは品質が良い、と頭から信じ込んでいる。

中国に、安くて良いモノは・・・、ないのかもしれない。
あるにはあるが、リスクが高いというか。

例えば中国の露店で急須を買うと、蓋がはまらなかったり、注ぐと何故か注ぎ口からこぼれるようなものは多々あった。
勿論そうならないものを、自分の目で吟味して買わなければならない。品質が均一化していないのだ。


例えばユニクロ。
勿論品質は均一化している。
ユニクロは中国に渡ればそれなりのブランドで、同じものを日本で買うより断然高い。
これは、「品質がいいんだから、これくらい高くないと高品質を訴求できない」という考え方、なのかもしれない。

逆説的に捉えれば、高いものは良いモノ、という考え方になる。
これって、日本で言えば「成金主義」だよね。
「わかんないから、信じられるブランドの高いモノ買っておけば安心」みたいな。

外国人の『爆買い』なんていう言葉も流行っているけど、知り合いの中国人店員によると、『(中国でブランドイメージが確立したものであれば)高いモノから売れていく』んだそうで。


冒頭に話を戻そう。
「『これはこんなに良いモノなのに、なんでこんなに安いの?』と尋ねられたら、アナタどう返答しますか?」


私はこう答えた。
「日本で売っているものは、品質には問題ありません。日本には安くて良いモノはあるんですよ。」

・・・オチとかないですが、これで終わりです。
皆さんならどう答えますか?