今までの不幸など忘れてしまうくらい
俺たちが幸せにしてやるから
原作は茶柱一号さんの人気小説です！
ぶあつーい一冊なんだけど、
コミカライズになって
２冊にコンパクトにまとめられました！
あんなに分厚かった原作が２冊でまとまるのかな、と
最初は思ったけれど
いい感じにすっきりして
かといってちゃんと押さえるところは押さえてて
読みやすくて良かったです！
これでもっと詳細を知りたい、
と思ってくれたら
是非小説も読んでみてください！！
松基羊：作画、茶柱一号：原作「愛を与える獣達 上・下」
気が付けば見知らぬ世界にいた。 現代日本で医者だったはずのチカは、なぜか少年の姿でこの獣人(しかも♂だけしかいない! )に支配された世界に飛ばされていた。 何もわからず苦労していたところを親切な熊族のゲイルに拾われ、同居の獅子族ダグラスにも優しく迎えられたチカは二人にべたべたに甘やかされて求愛され、なんと3人で幸せな家庭を築くことに……!? 「おれたちはお前の運命の『番』なんだ…! 」 大人気BL小説シリーズ、堂々のコミカライズで登場! 種族どころか世界を超えた愛の物語 巻末に原作・茶柱一号の書き下ろしショート付き!
獣人しかいない異世界で暮らすことになったチカだが、獅子族のダグラスと熊族ゲイルの伴侶となった。 二人にべたべたに甘やかされ、愛され、抱きつぶされるほどの幸せな日々。 そんな日々のなか、チカはゲイル、ダグラスそれぞれの両親に紹介されることに。 実はゲイルの両親は騎士団長を務め、ダグラスの兄は現国王……二人の出自に臆するチカだが、ゲイルやダグラスはチカこそ得がたい宝と言い張り…!? 大人気BL小説コミカライズ、ぎっしり読み応えでお届け!! 巻末には原作・茶柱一号のラブラブ書き下ろしショート付き!
いきなり現代日本から異世界へ飛ばされ、
しかも40代から美少年になっていたチカ。
でもここは獣人たちが暮らす世界。
ヒト族は非力で彼らに支配され、
チカはいきなり彼らの性/奴/隷として
過酷な日々を過ごすことになってしまい‥‥。
小説では二人の番と出会う前、
チカがどんな目に遭っていたのか詳細に書かれていたので、
かなり痛かったんですよ。
精神的にもだけど肉体的にも痛いの。
だって骨ぼきぼき折ったりさ〜。
まあ、その冒頭のバイオレンスがあったからこその
二人と出会って以降の優しさが身に染みるんだけどね。
漫画はチカが救出されてからが描かれている。
それでも充分チカが辛い日々を送ってきたことは
推察されるから問題なし。
チカを救ったのは熊族のゲイル。
そして彼の仲間で同居人の獅子族のダグラス。
この二人の献身的で、ものすっごーい甘やかしによって
チカは二人に心を開いていく。
3人が並ぶと見た目はおっちゃんと坊やって感じだけど
チカは本当は40過ぎなので、見た目より全然中身は大人。
だからこの熊と獅子のおっちゃんコンビとウマが合うのか！溺愛攻め最高！
助けてもらったばかりで何もできないと思っていたチカだけど、
彼にはとんでもない能力が備わっていたのだ。
それは癒し。しかも彼じゃないと出来ない癒し。
この世界は魔術はあっても医学は現代のものとは違う。
でも医者として働いていたチカは身体の仕組みをよくわかっている。
だからその身体の仕組みを細胞を頭で思い描き
身体を正常に戻すことが出来てしまうのだ。
しかもその力は驚異的。
その力でもってチカはゲイルの足の古傷を癒し、
ダグラスの失った片腕を取り戻したのだ。
それだけではない。
チカはゲイルとダグラス、二人と番であることも判明。
一気に伴侶を二人同時にゲトしてしまったw
この世界はギルドタグなるものがあって
自分のステータスがわかる石版があって
そこに手をかざし魔力を流し込むと
自分のステータスが映し出されるんだよ。
チカたちは人様に見せられる素敵ステータスだけど
私なら何が出てくるんだろう。。。。。
BL好き？？w
そして下巻ではいよいよチカを二人の家族に紹介することに。
といっても二人の家は普通の家ではない。
何と言っても王族とその家臣というお家柄。
実はダグラスは王弟なのだ。
ゲイルは騎士団長の息子でダグラスの護衛として共に行動をしている。
ゲイルの家も名門なのだ。
チカがビビっちゃうのもわかるよね。
でもそんな不安が吹っ飛ぶような歓迎っぷりでしたw
ダグラスの父である前王はヒト族大好きでチカを猫っ可愛がり。
チカを離せと怒るダグラスに対し、
いやじゃいやじゃって駄々をこねる姿は
小説よりも破壊力あるよねw
幸せ真っ只中だと思っていたのに、
チカにはまだ性/奴/隷の呪がかかったままなのだ。
それでチカの苦しみを取り除くべくダグラスと子作りになり‥。
次も読むのが楽しみ！
子供が出来たらもふもふで可愛いよね！
原作小説もまだ２冊目を読んでないので
そっちも早く読まなくちゃ！
H度
ストーリー度
