なんで黙っちゃうんですか。

‥‥黙ってると、キスするよ?

 

シリーズ3作目です!

社史編纂室で恋をする

塚森専務の恋愛事情

に続いて

今回は経理部での話となっています!

横領事件に関して3方向‥というか、

3組のカポーからこの事件を見た話になっているので、

時系列はほぼ同じなんだよね。

あ、塚森だけちょっと時期が早いのだ。

なので横領事件というよりその前に起きた話がメイン。

今回読んでて営業部の大町って出てきて

最初は全然わからなかったんだけど、

そういえば一番最初の「社史〜」の

主人公だったと気付いたww

 

栗城 偲著「経理部員、恋の仕訳はできません」

鷹羽紡績で起きた大町志月の横領事件。倫理は経理部員としてそれに違和感を覚えるが、調べようとすると苦手な同僚の染谷が近づいてきて……? 「社史編纂室で恋をする」別CPスピンオフ

 

メガネ×メガネのカポーって

そういえばあんまり見ないような気がするな〜。

このカポーはメガネ×メガネ。

いかにも経理って感じがいたします。

もちろん、染谷の方は馴染むためにも

メガネをかけていたこともあるんだけどね。

 

倫理のキャラは超がつくほどの真面目キャラ。

だからこそお金を任せられる部署には最適なんだろうけど、

やっぱりちょっとくらい融通は必要でもある。

だからといって営業が一番偉い部署と思っている

職員意識っていうのは嫌だよね。

営業が大変っていうのはよくわかるよ。

営業はそのためにちゃんと営業手当が別につくわけで、

給与に反映されているのだから

俺たちが一番偉くて経理は俺たちの言ったとおりやれよ、っていうのは

全然間違った考え方だよ。

ってすぐ、ストーリーとは違うところで

熱くなってしまう自分がいるw

 

倫理はとにかくそんな営業部から

煙たがられるほど融通が効かない。

時間もきっちり守る。定時をちょっと過ぎて領収書を提出されようものなら

受け取る事もしないのだ。

だけど同じ経理にいる染谷は違う。

誰にでもニコニコしてて、時間を過ぎても笑顔で受け取る。

だから営業にも受けがいい。

倫理が染谷に反目するのはそういう違いから。

でも実は染谷のこの残業してでも領収書を受け取ってあげるという行為は

のちのち社内の横領事件解決のためでもあることがわかるんだけどね。

それにしてもこの会社、

いろんなことが短期間に起き過ぎて、

大丈夫かしらって思ったよ。

 

そうそう「社史〜」のレビューで

稲葉とバーで一緒にいたしゅっとした男性が

次の話の相手だったらいいな、とか書いていたんだけど、

このしゅっとした男性っていうのが

今回の染谷だよね!

これまでのカポーも悪くはないんだけど、

どこかひっかかるところがあったりで、

すっきりしない部分があったんだけど、

今回はそんなことなく最後まで読めました!

真面目な倫理とどこか喰えない笑顔の染谷のカポーは好み!

 

H度ドキドキドキドキドキドキ

ストーリー度満月満月満月やや欠け月

 

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