責任とってもらわないと

ずっといたいと思わせたこと

 

えええ〜!

もっと続くのかと思っていたら

2巻完結でした!

お話の設定が楽しくて

大好きだったんだけどな〜。残念。

1巻目のレビューはこちら。

  下矢印

天国の門番1

 

山本 小鉄子著「天国の門番2」

船から突き落とされた北原南がなんとか泳ぎ着いた「天国島」。この島の番人・天間夕凪に「今日からお前は俺の下僕だ!」と言い放たれ、獣人キバたちと島の仕事をし始めた南は、ある夜客を迎え入れるための禊をしている夕凪に遭遇。客とは神様で、この島は神様のためのリゾート島だったのだ。家督を継ぎ天国島の番人となり、歳をとらず、百年以上生きている夕凪が気にかかる南は、星空の浜辺で思わずキスを。夕凪の孤独に触れ、さらに惹かれていく南‥‥。そんなある日、島に侵入者が!?

 

人らしき人物はいるけれど

彼らは獣人なので

人間は南と夕凪のみ。

まー、夕凪も歳をとらないので

人間というよりもはやモノノケに近い感じがw

だけど獣人たちは皆気のいいやつばかり。

獣の姿は熊だったり鮫だったり大蛇だったり‥で

怖いけれど、

皆優しくて南にもとても気を遣ってくれる。

こんな島にいたら楽しそうだけど、

それはやっぱり外野から見てるからだよね。

どんなに夕凪のことが好きでも

閉鎖されたこの島でずっと暮らすとなると話は違う。

以前夕凪が好きだった人が

島を出ていってしまった気持ちもわからなくもない。

巻数がもっとあったら

そういう葛藤も南もしたのかな?

結構あっさりこの島に残るって決めてしまったように感じたかな。

2巻完結ならばあまりここでひっぱることも出来ないもんね。

だってリゾート開発のため

この島に観光開発業者が

侵入してきてしまったのだ!

 

侵入された時はどうなるかと思ったけれど、あの撃退法は良かった!w

しかしこの噂が広がったら

もしかしたらホラー好きが集まっちゃうかもしれないけれどね。

でもあんなホラー見せられたらトラウマものw

まずは熊と大蛇に出くわし、

逃げた先には狼男(キバなので実際は犬男だけどw)に襲われた血まみれの男(南)が

助けてくれ、と彼らに救いを求める。

当然彼らはぎゃーっと海へ船で逃げていくのだけど

待ってましたとばかりに巨大鮫が最後に襲ってくるジョーズそのままのシーンが再現?

うん、これ経験したら間違いなく

この島に二度と足を踏み入れようとはしないだろう。

 

それにしても、この島の正体は神様のための

リゾート島でもあるんだけど、

なんと管理を実は国が行っていたという衝撃の事実!

えええ〜、マジか!!

私としてはもっと神秘的な島のままでも良かったんじゃないかって思ったけれど。

だけどそのおかげで年に一度は国内旅行ができるようになったので良かったのかなw

 

もっと話を広げることができた作品だけに

ここで終わってしまったのは本当にもったいない感じ。

でも小鉄子さんはいっぱい作品描いているので

また次の楽しい話が読めますね。

 

H度ドキドキ

ストーリー度満月満月満月やや欠け月

 

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