先日最終回を迎えた
凪良ゆう先生の人気BL小説「美しい彼」の
実写ドラマ。
私、ブログ内で実写化が決まった時、
まだキャストは未定だそうだけど
どうか、やるなら失敗しないで〜
これ、絶対キャストがどうなるかで決まりそう
って書いていました。
正直言うと、実写化には反対なんですよね。
それはこの作品だけではなく
好きな漫画・小説の実写化はその世界を大切にしてもらえない事も多く、
がっかり感がハンパないこともあったので。
（キャスト云々以前になんか別の作品になっているという違和感）
だからこの作品も、お願いだから作品のもつ世界観は
大切にして欲しい〜！と心から願っていたのですが‥‥
はい、もう私の想像の200％以上良かったです！！！！！
平良に萩原利久さん、清居に八木勇征さん（FANTASTICS from EXILE TRIBE）、小山に高野洸さん。
（※この後の文章から君付けで呼ばせていただきます。お三方とも可愛かったのでw）
とにかく映像が美しかった！
透明感があって、光と影の使い方も素敵で、
２ケツのチャリシーンの川辺も風景と二人が溶け込んでいて雰囲気がありました。
１冊の本を１本30分×６回という短いスパンでやるのは
無理があるんじゃないかとも思ったけれど、
脚本も良かったんじゃないかな。
無理なくコンパクトに、それでいて二人の気持ちがわかりやすく現れていたんじゃないでしょうか。
この作品まで利久君と勇征君のことを知らずにおりました。
でも利久君は私自身が気付いていなかっただけで
彼の出演ドラマを見ていたんだよねw
勇征君のことは本当にこのドラマで初めて知って、
なるほど！FANTASTICS from EXILE TRIBEの子なのか！
さすが筋肉が綺麗だ‥‥と思ったのでした。
上半身脱いでいるシーンは腹筋にしか目がいかんかったわww
そして利久君はめっちゃ目力が強い！！
でも１話目を見てもうちょい前髪長めなら、なお気持ち悪くて（笑）平良っぽいのにって
思ったんだよね〜。
（インスタライブの時の利久君の前髪が長かったのであんな感じだとより良かった？）
平良にしては爽やか度が２割増しな感じ？でしたかねw
あと本来清居と平良は身長が平良の方がずっと高いんだけど、
お二人の身長みたら勇征君の方が若干高かったの。
でも利久君が低いわけじゃなくて勇征君が180あるっぽいので
176の利久君がちょいと低くなってしまったのだ。
ま、でも利久君の演技力はさすがという感じで、
演技経験の浅い勇征君もそれに引っ張られるように
どんどん良くなった感じでした！
「キモ…」というセリフもバリエーションがその時々のシーンで
ピッタリ使い分けてて、
見ていてどんどんこの清居と平良に引き込まれてしまいました！
とにかく二人の気持ちが目に表れていて
５、６話目の清居の切なさは見ててキュンキュンしてしまったし、
戸惑いの平良も目がキョドっていたり、
でも清居を守る時には狂気の目になり、
清居の美しさに呆然としている時はまさに目を奪われている状態になっていたり、
二人の表情の演技に最初の私の危惧など、どこかへ吹き飛んでしまったのでした。
あ、それと小山！
高野洸君がやっていたんだけど、
この子、どこかで見た事あるな〜、なんだっけ、なんだっけと
思い出せずにいたらSNSでDream5だった子だと知り、
あ！そうだ！妖怪ウォッチじゃん！！！って思い出したのだ。
あの時から可愛い子だよねって思っていたけど、
俳優もやっていたんだね〜。
八重歯が可愛いのでビーバーと清居に呼ばれていた通りの
イメージにピッタリだったよ。
イメージにピッタリと言えば、
ドラマのOPとED曲がそれぞれ
平良の気持ちを歌った「カラメル」と
清居の気持ちを歌った「Follow」で、
歌詞がめっちゃいいのだ！！
ちゃんと原作を読み込んで作ってくれたんだな〜っていうのを感じました。
（この首輪を外してやらない、っていう歌詞が好きだ）
それを言うならこの作品に関わった皆さんが原作を読み込んで
この世界観を損なう事なく美しく作って下さったのがよく伝わりました。
で、最終回はまさに神回でしたよ！！
平良の卑屈で斜め上いく清居への気持ちに
清居の苛立ち、焦燥、絶望が織り交ぜになった感情の爆発シーンは
目が釘付けになってしまいました。
そして、ようやく平良は清居が自分を好きなのだと理解して、
清居に触っていいかな、と平良が言った時、
「今までと同じなら
（下唇をキュッとして）
ヤダ」
きゃー！！この可愛い生き物は何かしらっっ！！！
これまでの清居がまさにツンしかなかったので
ギャップにやられてしまったよ。
実はこの日、父が隣の寝室で寝てて
私はまさに息をとめて居間のTVでこのシーンを
見ていたのでしたww
（ひたすら父親に爆睡しててくれと願いながら
）
このあとHシーンとなるわけだけどTVなので
当然そこまではやりはしないが、
抱き合いキスし合う二人の間から光がこぼれ、美しいシルエットを演出していましたね。
翌朝、チャリ2ケツシーンで清居の座る荷台に平良のマフラーが
クッションがわりに置かれていたのは‥‥‥そゆことでいいんですかね？ww
デレる清居の可愛さは
平良じゃなくても「可愛い」って思わず言っちゃうよな。
（最後のこれまでとは全然違う柔らかい笑顔で「キモ…」って言う清居の尊いこと
）
ラストは二人の美しい裸体で抱き合うショット。
このカットにも驚いた。
他の実写BLドラマは見てないので、どういう演出をしているのか知らないのだけど、
これもアリなのね〜と。
平良の部屋で抱き合う二人のショットは美しいの一言でした。
原作も決して清い二人ではなく、
そこには肉欲もはっきりあって、
原作のそういうのを感じさせつつも
下品にならず、オトメの夢も壊さず（ここ大事）、
この世界観を大切にしてもらった演出に感謝です。
最後の最後本当に終わる直前に、平良の顔がちょっと上にずれて
清居の顔にキスするこのシーンが神過ぎて大好きだ。
ビジュアルBOOKも
DVDも買ってしまいそうな自分がいて
怖いわ〜〜〜
沼かよw
「憎らしい彼」も
是非同じメンバーで製作して欲しいです！！
まさか実写でここまでハマってしまうとは思わんかったわ。
おそろしや〜。
参加しています。よろしくね
