後手なら頻出の形だが、一手損してもという形がセオリーだが、その一手をどこに回すかが、実に悩ましい。形を決めたくないという高度なのか低レベルなのか不明な悩みである。

例えば、△1四歩だが、小駒で攻められた時、懐は明らかに!?広いが、そもそも弱い端と先攻の布陣だけに、成算と心の余裕が必要。ただ有力の思いはある。英春流カメレオンは知らないが。

  △5四歩でなく、4四歩にも面白みはある。ただし、4四の地点は弱いのは間違いないので、
争点をあえて作るべきかというのはある。

図からの△5五桂がひねりすぎ!?で素直に角打ちで 図からの△9五角が如何にも芋筋、△4八銀。