前にも書きましたが、
いつもお参りを出迎えてくれるカラスさんがいる神社。
https://ameblo.jp/20021130777/entry-12635152337.html
今日は写真撮らせてね~と言いながらお参りすると、六羽くらい待っててくれました。
二羽くっついて出てきたり😅
アンドロイドではなかなか飛んでる被写体をきれいに撮せない。でもカラスさんが写真撮らせてくれただけで嬉しい
天神さまの木々にはカラスや鳥がたくさんいます。
緑豊かで、風がよく通って、ほんとに気持ちの良い場所です。
神様がいかにも好んでいらっしゃる場所、て感じです。
風、についてですが、
みなさんは、どんなお天気が好きですか?
わたしは、風のある天気が大好きです。
曇り空で、風が草を揺らせている風景が何より好き、これは幼い頃からです。
台風の前触れの風とか、大好物です
被害が出るほどの暴風はもちろん、勘弁ですが😅
たぶん、肉体や重力に縛られてないころの記憶が甦るからだと思います。
風と一緒に駆け回ってたんでしょう。
木々が風に揺れる音や形も、泣きそうなくらい懐かしく感じるときがあります。
わたしの一番古い記憶はたぶん二歳か三歳のころ、なんですが
従姉妹が空を見ながら、
「あの雲、こどもが荷車に載せられて運ばれてるね、たぶん天国にいくのかな」
と言いました。大空を見ると、ほんとにそんな雲があって、
「いいなあ、わたしもいつかあそこに行くのかな」と思ったのを覚えています。
その日、日が暮れるまで外で遊んでいたのですが、それから、透き通った青空に天国チックな綺麗な雲がずうっと出てたのを覚えています。
すじ雲とか、雲や空の色とか、天国へ運ばれるこどもの魂がほんとに空に映ってたんでしょう。
そのとき、「わたしがそれに気づいたことが嬉しくて、綺麗な雲のお返事をくれたんだ」
と思ったのを覚えています。
一番古い記憶の数々は、神秘的なもので詰まっています。
この世と重なってるけど次元の違う世界を、あの頃はごく自然に捉えてました。
いつの間にか失っていた感覚を、今、少しずつ取り戻しています。
幼くて守られてたときは、その感覚が全開でも幸せいっぱいでした。
ただ、「こどもを守る」という感覚が欠如してた両親は、わたしが幼稚園に入る頃には、こどもよりも刺激的で楽しいものに興味のすべてを向けてしまい、敏感なわたしは一人で家に取り残されてしまいました。
木々に宿るなにかがしじゅう話しかけてきたり、
風の通らない打ち捨てられた空間に取り残されたら、そんな感覚は邪魔でしかありません。
中学になるころには、怪しいものを見たり聞いたりする方向にすっかり固定されてしまいました。
今、神社の空間に身を浸しながら、少しずつ、昔あった「開かれた感覚」を取り戻そうとしています。
両親は今ではもう遠い人になってしまいました。
それを寂しい、と思うこともありません。
ただ、「神秘的なものをごく自然に受け入れていたあの頃」のことは、今でも心の中で宝物のように輝いています。
全員が持ってるけど忘れている、または封印している感覚です。
この空を見て、
「お空に何かいる!それはずうっと前からそこにいたんだ」
と素直に思える自分は、少しだけ幼い頃の開かれた感覚に近づいています。
それが、今とても嬉しいです。