今日はリハビリセンターに行き、PT(理学療法)と心理療法を受けてきました。

受けたリハビリのことをダラダラ書いてしまいました。軽く読み飛ばしてください。


PTでは、バランス機能を鍛えるためにさまざまな訓練をやってもらいました。
自宅でのリハビリでも行っている、四つん這いになって右手・左足をあげてバランスをとる、左手・右足をあげてバランスをとる訓練を行いました。片足だけをあげて、あげた方の反対側の手で作業をする(今回は輪投げを入れる動き。)というのを試してみました。私の場合は、何か作業に集中している方が、バランスを保持しやすいみたいです。自宅でのリハビリでも応用できればと思いました。

次は、不安定な場所での、立て膝歩き、立て膝からの足の踏み出し、歩行を行いました。途中に障害物を置き、足を踏み出すとき、足を高くあげてバランスをとりながら、歩行できるようにもやってもらいました。足を踏み出すときも踏み出した後も、足場が不安定なので、片足でバランスをとりながらステップします。足の内側の筋肉が張ってきてつらかったです。
その他には、自宅のリハビリでもやっている爪先あげ、爪先立ち。理学療法士の先生と一緒にやったのは、後ろ歩き、直線の上のみに足を乗せて歩く、線上歩行。線上歩行は脳出血後入院したリハビリ病院でのリハビリメニューにも含まれていましたが、当時から苦手でした。退院後2年経ちましたが、未だに難しいです。
そして、立ったまま、足を交互にクロスさせていく動きを訓練。また、片足での30秒間のももあげもやってみました。でも、できませんでした。片足でバランスをとる、ということが私にはまだ難しいのです。数秒間のももあげならできましたが。自宅のリハビリに、ももあげ運動が加わりました。
後ろ歩きからのトレーニングは、いずれも片足になったときに、足のいろんな筋肉を使いバランスをとるようにすることが目的です。今後は片足でバランスがとれるようになり、そのまま体重移動ができるようになることを目指します。


心理療法では、まず、仕事、再就職の活動を始める時期について、臨床心理士の先生と話し合いをしました。先日、精神科を訪れた際、精神科の先生が職能訓練についてはやってもいいが、就職活動は時期尚早との意見書をリハビリセンターに書いてくれました。臨床心理士の先生は、精神科の先生の意見に従ってほしいとのことでした。リハビリセンターとしても、拙速な就職活動はすすめられない、就職活動を始めるのは、精神科のゴーサインが出てからにしてほしいと。その時期についても、来年度から仕事を始められるようにと予め決めて行動するのではなく、精神的な状態が落ち着いてから行動するようにしてほしいと言われました。私がなかなか納得していない表情をしていたのでしょうか。このようなことを仰いました。

「心は(自分では)なかなかわかりにくい。人からはわかりやすい。」

自分で自分のことを良く理解していないのかも知れません。私も他人のことは良く見えるような気がします。

脳の機能の検査も行いました。まずは、数字のテストです。数字がどんどん読み上げられます。読み上げられた数字とその直前に読み上げられた数字を都度足したものを言っていくという検査でした。最初のうちの正答率は高かったのですが、徐々に正答率が落ちていき、制限時間最後の方はほとんどできませんでした。トータルすると平均レベルくらいの正答率だったらしいのですが、最初の集中力が最後までもちません。最初に頭を使いすぎると、後に疲れてくる、そんな感じがしました。

「脳の体力が落ちている。」

「がんばり過ぎない。最初から飛ばし過ぎない。作業を行うときはペース配分を考えるように。」

そう臨床心理士の先生から仰っていただきました。

過去、仕事をするときにも、初めからがんばりすぎて、後になってからバテてしまったり、難しいことをやった後は頭がついていかない、なんてことがあったのではないか、そういう指摘もありました。確かに、前に勤めていた会社でも、転職して入社した当初は、おもいっきりがんばっていたような気がします。早く実力を、良い成果を見せなければ、転職してきた人間なんて大したことないと思われる、そんな考えがあったのかもしれません。結果として、入社後1年足らずでバテてしまいました。うつ病の悪化でした。大病を患ってからも、癖は変わってないんだなと思いました。

数字のテストの次にやった検査は、ランダムに150個ほどの文字が書いてある紙から、単語をひろっていくテストです。類似の問題を複数いただき、自宅で脳の体力をつけるトレーニングをするよう言われました。

帰宅後、父から電話をもらいました。精神科受診のときの話や、リハビリテーションセンターでのリハビリの話、再就職の相談を聞いてもらいました。特に再就職について、事前の勉強をしなきゃならないと思っていることなど、焦っていることを伝えると、

「忘れろ。すべて忘れろ。今お前がやるべきことは、お母さんとお兄ちゃんのためにできることをすること、それだけだ。」

と答えられました。先のことまで、あれこれ考えてしまい、杞憂に終わることの多い私。先のことを考えず忘れるというのは難しいです。父が言うには、昔からの癖だとか。文章をダラダラ書いてしまうのも、昔からの癖。なかなかなおりそうにもありません。


お兄ちゃんが愚図っています。今日はリハビリに出かけている最中、お腹がすいたと泣いたそうです。頭が痛い、吐きそうだ、いろいろなことを大げさに訴えてきます。お母さんは、一日中、お兄ちゃんにあれやこれや訴えられて、参ってしまっている様子。熱は午後には36℃前半にまで下がってきたので、インフルエンザにかかった当初ほど身体はつらくないはずなのですが。

がまんを覚えてほしい。少々つらいことくらいでは、泣かないでほしい。お兄ちゃんになるんだから。



【今日のリハビリ】
・両膝立ちから片足立ちになりバランスをとる
・四つん這いで片足ずつ上げてバランスをとる
・大腿部の筋力トレーニング
・下腿部の筋力トレーニング
・起立の姿勢でつま先をあげる運動(バランスの強化)
・つま先で起立する運動(バランスの強化)

・ももあげ運動
・指の体操
・音読(や行・ら行・撥音・促音)

・パズル・虫食い単語

・スレンダートーンエボリューション30分


【再就職に向けて】

DSのTOEICトレーニングをリハビリセンターの行き帰りにやりました。