リハビリテーションセンターで、リハビリテーション科のお医者さんの診察を受けてきました。


まずは、私の日常生活の話。お母さんがお勤めに出るようになってから、お母さんの見送りをするようになり、朝きちんと起きるようになりました。朝、起きるようになってから、一日の生活リズムが規則正しいものになり、肉体的にも精神的にも調子が良くなったことを話しました。娘はお母さんの勤務先の託児所に預かってもらっていることを伝えると、「リハビリやリワークプログラム(10月以降に参加予定です。)に集中することができますね。」との言葉をいただきました。そのリワークプログラムについては、本来休職者(会社に在籍して休職中の人)を対象にしているものなのですが、私のような離職者(一旦会社を退職してしまった人)も参加できるプログラムで、リハビリテーションセンターとは別の組織が運営しています。本来は8月から参加する予定だったのですが、定員オーバーとのことで、次のクールの10月から参加させてもらうこととなっています。(まだ、確定ではないのですが。)

お医者さんとはそのリワークプログラムの話もみっちりしてきました。どのようなプログラムになっているのかなどを私から丁寧に説明すると、納得していただけたようでした。そして、私の就労に向けてのサポートは、主にそのリワークプログラム、そしてまた別の組織が運営しているうつ病罹患者を対象とした就労支援サポートに委ねることとして、それまでの間やそれぞれのプログラムやサポートを利用している間、精神面での後方支援を、心理療法やリハビリテーションセンターのソーシャルワーカーさんが行ってくれることになりました。心理療法のリハビリは従来より回数が減って月に1回、ソーシャルワーカーさんのサポートは随時行われることとなりました。


お医者さんの診察終了後、臨床心理士の先生と会い、次回のリハビリの予約と、英語の通信講座をやって良いかどうかについて、お話をさせてもらいました。ここ数週間の調子が良かったことを伝えると、英語の通信講座を受講しても良いと、ゴーサインが出ました。(早速、リハビリテーションセンターから帰ってきてから、通信講座を申し込みました。)但し、通信講座開始後、睡眠時間が不規則になったり、家庭内で喧嘩が起こったり、何らかの不調が出た際には、直ちに通信講座を中断するように、と忠告を受けました。


ソーシャルワーカーさんとも会い、お話をさせてもらいました。うつ病罹患者を対象にしている施設のソーシャルワーカーさんに、過去、生活のリズムを整える目的で、定期的に面談をしてもらっていたのですが、心理療法のリハビリの回数が減ったことから、その面談を再開してもらえるよう、別の施設のソーシャルワーカーさんに相談してくれることになりました。


大変ありがたいです。私が通っているリハビリテーションセンターは、医師・作業療法士・理学療法士・言語聴覚士・臨床心理士・ソーシャルワーカーさんたちとの連携がすごく良く取れていて、私のお医者さんの診察終了後、直ちにソーシャルワーカーさんが、別の施設のソーシャルワーカーさんとの面談を再開する提案をしてくれました。精神科のクリニックの医師とはリハビリテーションセンターの医師・臨床心理士の先生と書面ベースではありますが、非常に良く連携を取って、私のことをサポートしてくれています。うつ病罹患者を対象とした別の施設のソーシャルワーカーさんとは、リハビリテーションセンターのソーシャルワーカーさんとこれまた非常に良く連携が取れていて、定期的に面談を行ってくれたりしていました。私の状態があまりよくなかった場面(特に今年の春先)では、作業療法士・臨床心理士・精神科の医師・ソーシャルワーカー(リハビリテーションセンターとうつ病罹患者対象の施設の両方のワーカーさん)みんなが揃って、私のことをサポートしてくれました。いろんな場面で暴走(就職に向けてあせって、資格の勉強をやたらと始めてみたり、就職活動を始めようとしたりなど。)しかかった私を必死で止めてくれたのが、先にあげた先生方でした。臨床心理士の先生が、「チーム哲郎」と名付けてくれたように、それぞれの先生がそれぞれのリハビリや診察・面談の場で、私のことをそれぞれフォローしたり、時に連携を取って私を諌めてくれたりしてくれました。相互に情報は最低限のものしか交換はしていなかったそうなので、みなさんがそれぞれの専門領域で客観的に私を見てくれた結果が、ものの見事に一致し、あたかもチームプレイのように、私のことをコントロールしてくれたのでした。私のこと肉体・精神両面でサポートし、障害を持った状態で少しでも心地よく過ごすことが出来るように導き、うつ病を寛解させようとしてくれました。私という一人の人間にこれだけの人がサポートをしてくれるということが、とてもありがたいです。そして、私のわがままを聞き入れてくれた皆さんにとても感謝しています。リハビリや精神科のクリニックには、お母さんや娘がついてきてくれたこともあります。お母さんや1歳に満たない娘を受け入れてくれたことにも、感謝です。それぞれ、様々な専門領域のプロでおられる方たちが、チーム一丸となって、時には施設内外で連携を取り合って、私のことを全力で支えてくれる。私は大変幸福だな、と感じました。「チーム哲郎」、私はすばらしいチームにサポートしてもらえています。