今日は、年に1度のMRI検査の日です。

大嫌いなMRI検査。頭部の検査なので、頭を固定され、顔の数センチ上にカバーみたいなものを装着されます。
視界が狭まり、顔のすぐ近くに物があるので、ものすごい圧迫感があります。

脳出血を患って間もないころ、復視(物が二重に見えること)や眼振(眼球が無意識に揺れ動くこと)の症状があり、そんな中で受けるMRI検査は、私にとって地獄の苦しみか、というようなものでした。

大きな音がするから嫌がっている、と当時入院していた病院の看護師や医者は理解していたようですが、私が実際に苦手にしていたのは、音ではなく視界や圧迫感。入院中に何度か試みられたMRI検査は、いずれも5分足らずしか耐えることができず、脳の血管の撮影は、入院中にはほとんどできませんでした。

その記憶・経験から、眼振や復視の症状がなくなった今でもMRI検査は苦手中の苦手です。

定期的にMRI検査をしなくてはならないとなった時、病院選びのポイントは、なるべく最新鋭の検査機器が入りやすいところ、という点でした。病院自体の収入・献金がたくさん見込める病院。それで都内のとある病院にお世話になることに決めたのです。

この病院にお世話になるのは今年で4回目ですが、この病院には楽しみがひとつだけありました。

病院の最上階にあった、都内のホテルが運営するレストランで食事をすることです。

MRI検査を受けた後、このレストランでカレーライスを食べるのを、いつも楽しみにしていました。それなりのホテルが運営していたので、カレーライスとは言えそれなりに値段のはるものでしたが、私にとって苦痛なMRI検査を無事に受けたご褒美として、いつも考えていました。お楽しみでもないと、家から遠い都内の病院までわざわざ通って検査を受けるのが煩わしくなってきます。

ところが、会計を待っている間、ふらふら受付の辺りを歩いていると、「3月31日をもってレストランは閉店いたしました。」
の文字が目に留まりました。

「え~っ!!」

仕方ありません。

今日は仕事場近くの牛丼屋でランチでした。

脳の状態に問題がないかどうかは、来週のお医者さんの診断を待たねばわかりません。
過去、問題があったことはなかったので、多分今回も大丈夫でしょう。
検査自体は問題なく終わりました。慣れてきたのか、途中眠ってしまうほど。ここ最近、心身共に疲れているというのもあったのでしょう。

いろいろやらないといけないことがたまっています。転職活動なんかが落ち着いたら、ぼちぼち自叙伝の執筆活動に力を入れたいと思います。

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