養成講座・卒業後の方向性 | 京都大阪担当 セラピスト専門 独立・転職者の為の整体師養成講座

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リラクゼーションセラピスト・エステシャン・ネイリストなどの各種セラピストさんの整体技術習得・独立支援の為の整体師養成講座

整体師養成講座 講師の谷野です。

ご存じの通り整体は民間資格ですので、看護師や理学療法士の様に病院に就職・勤務する事は出来ません。
サロンに勤務するか独立するかが一般的です。

私も20代の頃、3か月の短期コースを卒業後、整骨院にアルバイトとして勤務した後、リラクゼーションサロン数店舗を経験してから2008年に独立する事になりました。

開業時は30歳でしたが、開業資金不足や技術力不足、自信の無さから、開業する勇気がなかったのです。


そこで今日は、卒業後の方向性をお話します。

方向性①リラクゼーション・整体サロンに勤務する

私も勤務していましたが、サロン勤務の良い点は、実際にお客様の身体に触る経験が積める事です。

当時の私は、サロンに勤務しながら所属している団体の整体セミナーに通いながら、お客様のいない時は、同僚スタッフの身体を借りて練習台になってもらったり、ビジネス書や医学書を読んだりして独立の機会を待っていました。

時給で勤務するサロンは自分の時間はありませんが、業務委託契約のサロンの場合、立場上は個人事業主なので、細かい指図も無く、空いた時間はとても有意義な時間を過ごせました。

リラクゼーションサロン勤務の欠点は、勤務している時期は良いのですが、いざ整体院を開業となると、今までのリラクゼーションの癖がついてますから、整体の手技に切り替えるのに大変だった記憶があります。
(整体の看板を出して、施術内容がリラクゼーション・もみほぐしでは、整体に期待して来院されるクライアント様を失望させる事になりリピートしてくれません)

開業当時のリピート率は10%以下の悲惨な状態でした。


②独立開業してしまう。

整体師は、「職業選択の自由」のもと、誰でも自由に開業する事が出来ます。
ですが「開業できる!」と喜ぶのは早いです。

お役所が「自由に営業して良いよ」と言うのは、逆を言えば「廃業するのも自由ですよ」という事です。
どんな自営業でも同じだと思いますが、経営が軌道に乗るまでが大変です。

ですが、50代・60代の会社員が、会社勤務しながら整体の技術を習得して、退職金を使って開業されるのでしたら、それもありだと思います。
(開業後も広告費やセミナー費用など、けっこうな費用が掛かってきます)

経営・集客にはパソコンのスキルが必要となってきますから、文章の書き方やパソコン・デジカメの操作方法も勉強されると良いと思います。


私などは、開業当初、パソコンのスキルもなければ、整体院経営の方法・接客術も全くない素人だったので非常につらい経験をしてきました。


開業後の運転資金が300万以上あると経営も軌道に乗りやすいと思います。


方向性③整体学校の直営店で働く

大きい整体学校では、直営店としてリラクゼーションサロンや整体サロンを経営すていますので、卒業後は、業務委託契約を行い、勤務しながら技術や接客を学んでいく事になります。

同じ技術を学んだ卒業生が集まっているので、技術の練習相手には困りませんし、疑問点は同僚や先輩に質問できるので、自信がつくまで勤務するには良いのではないでしょうか。


方向性④ヘッドハンティングされる

同じ職場の先輩や同僚が、サロンを開業する時に、スタッフとして引き抜かれる事もあります。
経営者心理としては、技術もあって気心も知れている同僚・後輩は、人材として非常に魅力的な存在なのです。

私自身も養成講座を開講していますがが、ヘッドハンティングは方向性の一つとして考えています。

女性限定に考えていますが、見込みのある卒業生には一緒に整体院スタッフとしてヘッドハンティングしたいと思っています。(お互いの同意のもと)

女性限定に考えている理由は、整体院のクライアント様は女性が7割くらいですから、女性整体師がいることで、とても安心する事が出来ると考えています。
(こればかりは男性の私では、どうにもならない部分なのです。)