「心頭滅却すれば火もまた涼し」


と、織田信長の焼打ちにあい辞世の句を残して逝ったのは、私が4年間を過ごした保育園があったお寺の快川和尚。


物心つくころから身体と記憶に染みついた言葉だが、修業が足りないせいか連日のこの猛暑に昼夜を問わずエアコンに頼りきりで「心頭滅却~」どころか朝起きれば寝室のエアコンをOffにして間髪入れずに居間のエアコンをOnにする作業を繰り返す日々あせる


それでも、件のそのお寺のある地域は日本で1、2を争う暑さで、海沿いのこちら地域とは2~3度も高い温度なのだから、そこで炎天下農作業をする実家の父母を思うと「少しは、自制しないとなぁ」と、桃やブドウが届く度に感じる次第。


そんなことも、良く冷やした甘い桃を冷房の効いた部屋で食す間には、きれいさっぱり忘れてしまう。


あぁ~。ごめんなさい。




今日は送り盆。

そして、終戦記念日。


TVでは、ジブリ映画の「風立ちぬ」の影響か、どの局も特攻隊の特集を取り上げている。

死ぬのは本当に、どんなに、怖かったことだろう。

快川和尚の心の域に達しなければ出来ない事ではないか。


出撃の前、家族に宛てた遺書は、パパの遺書に通ずるものがあり、家族を想う心と愛と無念に1日泣いてばかりいた。



読みかけの百田尚樹さんの「永遠の0」の続きでも読みましょうか。



世界が平和でありますように。