「アクロイド殺し」を三谷幸喜がリメイク。
「アクロイド殺し」は数十年前に読みましたが、
読み物として面白かったです。
映像化は難しいと言われていて
デヴィット・スーシェ版でドラマ化されているくらいでしょうか。
登場人物
キャロライン・シェパード 柴医師の姉・柴カナ:斉藤由貴(さいとうゆき)
フェラーズ夫人 未亡人・唐津佐奈子:吉田羊(よしだよう)
ロジャー・アクロイド 富豪・黒井戸禄助:遠藤憲一(えんどうけんいち)
ラルフ・ペイトン 禄助の義理の息子・兵藤春夫:向井理(むかいおさむ)
フローラ・アクロイド 禄助の姪・黒井戸花子:松岡茉優(まつおかまゆ)
セシル・アクロイド夫人 禄助の義妹・黒井戸満つる:草刈民代(くさかりたみよ)
ジェフリー・レイモンド 秘書・冷泉茂一:寺脇康文(てらわきやすふみ)
ジョン・パーカー 執事・袴田次郎:藤井隆(ふじいたかし)
エリザベス・ラッセル 女中頭・来仙恒子:余貴美子(よきみこ)
アーシュラ・ボーン 女中・本多明日香:秋元才加(あきもとさやか)
ヘクター・ブラント 禄助の旧友・蘭堂吾郎:今井朋彦(いまいともひこ)
チャールズ・ケント 復員服の男:和田正人(わだまさと)
ラグラン 警部・袖丈幸四郎:佐藤二朗(さとうじろう)
ハモンド 黒井戸家と唐津家の顧問弁護士・鱧瀬弁護士:浅野和之(あさのかずゆき)
三谷幸喜さんはこのキャストについてこうコメントしています。
このメンバーの中に犯人らしい人が一人もいないラインナップになっていて、全員にきちんと容疑がかかる より楽しんでいただけるキャストがそろったと思います。
三谷さんのクリスティへの敬愛の感じられるドラマ化でした。
小ネタなどのコミカルな部分も、邪魔にならず適度で良かったし、
それぞれの配役も良かったです。
特に大泉洋さん、出色の出来だったと思います。
初めから犯人はわかってるんですが、表情や態度一つとっても
細やかで、良かったです。
野村萬斎さんのポワロは二度目ですが、
また見たいです。