舌まで入れてきた相葉さんを何とか押し離す


「ちょっと・・・

あーばさん気は確か???」


切なそうな眼で見つめてきて甘い声で


「ニノ・・・

ダメ?」


え?

なにが?なにがダメなの?

なんか泣きそうな眼で見つめられてるし


「俺・・・好きなのニノのこと

知ってるでしょ?」


小首を傾げて上目使いな相葉さん

いやそれは

ニノちゃんの得意技ですから取らないで!


「・・・てか相葉さん彼女いたよね?」


「とっくに別れたよ

気になる?」


いや気になるってゆーか・・・


「俺ね

やっぱりニノのほうが好きって気付いちゃったの

気付いたらもう・・・

ニノのことで頭が一杯になっちゃって・・・」


そう言いながら私の髪を撫でて顔が近付いてくる


「ちょっ・・・待て落ち着けって」


「ニノ・・・」


なにこれ?どうしよ?

これが女の子なら多分すぐ

このまま美味しく頂いちゃうけど


「ニノ・・・キスだけさせて?俺・・・上手いから・・・」


相葉さんが切ない声でお願いするし

上手いキスにも引かれ

混乱してるけど


「キスだけだからな!

あとは無理だか・・・」


言い切る前に相葉さんにキスされた