今日は出不精のカズが珍しく飲み会に参加するってゆーから
オレも今日はダチとメシにでも行くか
仕事終わりの遅い時間だけど誰かつかまっかなー
愛車に乗り込んでスマホを取り出した
本当はカズと一緒に飲み会行きてーけど
オレが一緒だと「お互いヤキモチ妬いちゃうからやめよう?」
カズにそう言われたら無理やり付いて行くわけにもいかず
潤「はぁーーーっ」
思わず出る溜息
あんまり酒が強くないカズが心配だ
スマホの電話帳を開けて誰にしようか指で探す
終わったら迎えに行くから何時になっても電話して?
そう言っておいたけど電話は多分こないだろう
これから飲んだら深夜になる
きっとオレに気兼ねして電話なんてしてこない
もっと甘えていいって言ってるのに
悪いからって遠慮する
潤「はぁーーーっ・・・ えっ!?」
2度目の溜息が出ると同時に助手席のドアが開いてカズが乗り込んできた
カズ「潤きゅんお疲れぇ 腹減ったね?なに食う?」
鼻の下まで巻かれていたマフラーを外して
薄茶色のかわいい目がオレを見上げる
まるで約束していたかのように自然に話すカズ
潤「カズ?今日は飲み会に参加するんだろう?どうした?なんかあった?」
カズ「うん 行くのやめた」
潤「なんで?」
カズ「だって・・・」
潤「だって?」
カズ「行っても潤きゅんいねーしっ」
だからオレも一緒に行くって言うのに
カズはイヤなんだろう?
頬をプーって膨らまして拗ねてる
頬をツンツンすると エヘッて声を出して笑った
シートベルトを付けてやり車を走らせる
潤「飲み会オレ行くから やっぱ参加す・・・」
カズ「行かないのっ!」
潤「あのお笑いの〇〇来るんだろう?カズ話してみてーって言ってたじゃん」
カズ「だって・・・」
潤「また だって?」
カズ「潤きゅんが一緒だと かっこいい~ってチヤホヤされてるのを目の前で見なきゃなんねーでしょっ?」
潤「別にオレだって しょっちゅうチヤホヤされてねーよっ」
カズ「されてるもんっ そしたらオレ ぶ~~~~っって顔になって
楽しくねーーーもんっ」
潤「だから1人で行くって言ったんだもんな?
1人でも行かねーの?」
カズ「だって 行っても潤きゅんいねーもんっ」
・・・ダメだ 話が堂々巡りだ(笑)
潤「腹減ってるの?なに食べたい?」
カズ「ハンバ~グ! デリバリーのカレーうどんでもいいよぉ?」
潤「本当に好きだよな~ ハンバーグとデリバリのカレーうどん(笑)」
よしっ
店は決まった
前に連れて行った時にカズが「うんまいぃ~っ」って喜んだ
あのハンバーグの美味い店に行こう
カズ「うんっ オレって浮気しないんだよぉ 好きになったらオンリーワンなのっ」
潤「嬉しいこと言ってくれるね~♪」
カズ「でもぉ潤きゅんはサッカーの次はテニス 嫌いだって言ってたパクチーだって
何とか食おうとして・・・ もうっ超浮気者だよねっ」
潤「えっ?テニスはいいだろう?浮気じゃねーだろう?パクチーは結局食えねーままだし」
カズ「あーヤダヤダっ 浮気者はみんな口をそろえてそー言うのよっ」
プイッと横を向いてしまったカズの顔が 助手席の窓にうつる
参ったな・・・
潤「テニスやめようか?パクチーは安心して?食える気がしねーからっ」
助手席の窓にうつるカズの頬がもっと膨れる
やべっ
なぜ拗ねる?
カズ「オレが聞きてーのは そんなことじゃねーもんっ ぷんっ」
潤「えっと・・・」
車をハンバーグ屋の駐車場に止めてシートベルトを外して
完全にオレに背を向けて変な姿勢で座っているカズを後ろから抱きしめた
潤「カズが1番好きだよ?」
カズ「っ・・・」
カズの頬が赤くなって 胸のドキドキが伝わってくる
オレもだよ?
オレもカズを抱きしめる度に胸の奥に熱く くるもんがあるんだ
潤「カズが1番かわいい 浮気なんてしねーからオマエはオレの傍にいればいいんだよ」
カズ「・・・うん」
機嫌直ったかな?
あぁでもまだこうしていたい
細いのに抱き心地のいい柔らかい身体
カズの頬に 頬で触れるとアツイ
カズ「潤っきゅんっ//////」
潤「んっ?」
カズ「チーズ・・・ ハンバーグぅ//////」
潤「うん 食べような?」
そう言いながら まだもうしばらく抱きしめさせてて?
カズ「きゅんっ//////」
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ご無沙汰しております
おかげさまで併願で受けた私立は合格しました
ホッと一安心ですが
でも都立に行って欲しい・・・
だって入学金と高い制服が・・・
都立の入試も無事に終わり
合格発表は3月2日(木)です
あぁ・・・ 胃が痛い
翔くんの熱愛報道も胃が痛い・・・
あぁ・・・翔ちゃん・・・
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