仕事が終わって楽屋で着替えて
でもムヒを塗ってなんて
LINEしてきた雅紀はあらわれず
 
 
あれはただの冗談だったのか
他のヤツに塗ってもらったから
もういいのか
 
 
今度 雅紀に会った時に聞けばいいか
そう思い帰宅した
 
 
 
マンションの部屋の前まで来ると
見慣れた2人が何やら言い合ってる
 
 
 
雅「今日はオレの番なんだからっ  ニノちゃんは大人しく帰りなさいよっ」
 
 
 
カズ「なんでよ?ウチまで押し掛けるような相葉さんをここに残してオレだけ帰れるわけねーじゃん困る
 
 
 
片手にムヒを持った雅紀が
帰れ帰れとニノを押して
 
ニノがイヤイヤって雅紀にしがみつく・・・
なんだこれ?
人んちの前でじゃれ合っちゃって
全く仲がいーんだから
 
 
 
 
翔「お疲れー」
 
 
ボソッと言って
シレッとカギを開けて 
さっさと部屋の扉を閉めようとするオレを2人が協力し合って止める
 
 
 
雅「ちょっ!翔ちゃん!待ってよ!ムヒ!!」
 
 
カズ「うるさいっ  相葉さんここ翔ちゃんの部屋の前よ?大きな声はダメぇドキドキ
 
 
2人が必死で閉まらせまいと
扉にしがみついてるのを見て
笑えてきて
 
 
翔「入ってく?」
 
 
 
そう聞くと2人はブンブンと縦に首を振るから
どーぞと招き入れた
 
 
 
リビングに2人を通して適当に座るように言って
上着を掛けて戻ると
2人掛け用のソファーに隣同士に座って
キョロキョロと部屋を見回していた
 
カズ「すっげーキレイ。翔ちゃんのくせに部屋キレイ照れる
 
雅「ねっ?翔ちゃんち  もっと服でぐちゃぐちゃかと思ってたー」
 
 
 
ドキッ♡
だから部屋にはあまり入れたくなかったんだよ
オレがこんなに部屋をキレイに出来ねーって
2人には分かってるから
 
 
でもアイツがここへ通ってるなんて話は
まだ言いたくない
照れくさいし
 
アイツが皆に話したくなるまではこのままで・・・
 
 
 
 
 
翔「どーする?酒飲む?お茶?」
失礼なこと言うなって笑いながら
敢えて部屋がキレイな説明は避けた
 
 
 
腕捲りしながらキッチンへ向かう
 
 
 
雅「ありがとっ  酒っ」
 
カズ「ありがとっ お茶ぁにゃ
 
翔「え?じゃあ雅紀は長居して、ニノはすぐ帰るの?」
 
 
 
雅「うん。そう。」
 
カズ「ちがうっ!オレも酒ぇっ驚く ってか翔ちゃん!カメラまわってない時オレも名前呼びでしょぉ怒る?」
 
 
 
なんだか
チグハグな2人
ムヒの為だけに来たのか?
 
 
 
翔「あぁ・・・ 忘れてたカズナリ。メシは?食った?」
 
 
 
カズ「食べてないよぉ?翔ちゃんちで ウマいデリを一緒に食おうと思ってぇ照れる
 
 
翔「雅紀は?」
 
 
カズ「相葉さんは腹いっぱい食って来たから直ぐ帰ります。ムヒしか用がないんでにゃ
 
 
雅「食ってねーーーよっ!オレは今日直ぐ帰んねー覚悟で来てんだよっ」
 
 
カズ「オレなんて 2~3日泊まる予定なんだかんなっ冷たい
 
 
雅「はぁ!?ダメだよっ そんなふしだらなニノちゃん オレが許さないからっ!」
 
 
カズ「なによっ 相葉さんなんて半裸の画像送ったくせにぃっ怒る
 
 
 
 
あれれ・・・
この2人 今オレの前でオレのウチでイチャツイテる?
 
 
 
 
翔「とりあえずっ ムヒだろ?雅紀」
 
 
 
雅「そーだよ 翔ちゃんっ ムヒ!」
 
 
 
カズ「けっショック ムヒなんて塗んなくてもオレが唾つけてあげるよぉ ぺぺぺっ笑う
 
 
 
雅「もうっ!ニノちゃんきたねぇ~っ」
 
 
 
 
あー
ダメだ
この2人 隣に座らせるとイチャツクだけだ
それはオレんちじゃなくて アナタ達のウチで気の済むまでやったらいいよ
 
 
 
でもこの2人
もしかして気付いてねーのかな?
自分たちがイチャツイテるってこと
 
 
 
じゃあ
オレが気付かせてやりますか
アナタ達 いいカップルだよって
 
 
 
翔「よーし分かった」
 
 
 
カズ「ふぇ?何がぁにゃ?」
 
 
 
翔「雅紀 ムヒ塗ってやるから」
 
 
 
雅「へ・・・ うんっ そうっ ムヒ!」
 
 
 
翔「こっちおいで?背中だっけ?」
 
 
 
オレの前に雅紀を座らせてムヒを受け取った
 
 
 
翔「雅紀 自分で脱ぐ?それとも脱がせてもらいたい?」
 
 
 
雅「へ?えっとぉ・・・///////」
 
 
 
さぁニノどーする?
早く雅紀を連れて帰らないと 
オレが唾付けちゃうよ?
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
 
 
 
 
続き書くの遅っキョロキョロ
 
どーもっ
ナラタージュ病の せりかです
 
 
イッテQ見ました
葉山先生ではなくて 完全に潤さまでした
もちろん映画の告知はしてましたが・・・
 
 
あれはお話で 小説を映画にしたもので実話でもない
頭では分かっているのに
切なくて切なくて切なくて・・・
 
寝ようとすると思い出して涙が出てしまうのです
この病は「ラストレシピ」を見るまで続くのでしょうか
 
 
あぁ・・・
葉山先生お願い
 
 
 
 
 
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