車から降りると

差し出された相葉さんの大きな手///////



カズ「えへ照れる

手を繋いで、並んで歩いてウチの前まで来た

 

 

 

雅「ついたねっ」

相葉さんが 上からニコッてする

 

 

 

カズ「うん。そうねにゃ

 

 

 

なんでだろう?

何か胸が締め付けられる この感じ

 

 

 

雅「じゃあ」

 

 

 

繋いでいた手が解かれて

相葉さんの大きな手がオレの頭をポンポンする

 

 

 

雅「勝負はお預けだっ」




相葉さんが

ニッて   ちょっと悪そうに笑った

 

 

 

さっき翔ちゃんが 相葉さんにチュウしそうになった時も

この胸のキュ~ってなる感じ

 

 

 

雅「寒いから ちゃんと布団掛けて寝るんだぞ?」

 

 

 

オレの胸がこんなに苦しいのに

息すんのがやっとなのに

相葉さんが帰っちゃう・・・

 

 

 

 

カズ「当たり前でしょう?相葉さんこそちゃんとベッドで寝なさいよにゃ

 

 

 

 

翔ちゃんに言われたから送ってくれただけ

オレの1番近くにいる相葉さん

近くにいて当たり前の相葉さん




オレはこの人にどうして欲しいんだろ



 

 

 

 

雅「ひゃははっ じゃーねっ」

 

 

 

背中を向けてから ヒラヒラと手を振る

今引き止めないと オレ今夜息止まっちゃうよ?

 

 

 

「駆け引き」しようって言いだしたのはオレ

なのに・・・

なんだよ?これ・・・

 

 

 

 

カズ「まーくんっにゃ

 

 

 

わわわっ・・・

呼び止めちゃった

 まーくんって呼んじゃった///////

 

  


雅「んっ?」

 

 

 

まーくんが振り向いた

 

 

 

何も言葉が続かなくて 手をギュってグーにして 

口をパクパクしてるオレに

まーくんは頭に「?」を浮かべたまま戻って来た

 

 

 

雅「ニノちゃん?どした?」

 

 


 

 なのにオレはパッと背中を向けて

縺れる手で急いでウチのカギを開けた

 

 

 

 

カズ「まーくんっ 早くっ困る

そう言ってウチの中に入ると

驚いたまーくんも ウチに入ってきた

 

 

 

雅「早く?なになに?え?なんなの?」

 

 

 

カズ「早くっ 早くっ 早ーーーーーっくショック

 

 

 

まだ頭に「?」を浮かべたままのまーくんが

あたふたとスニーカーを脱いで

 

 

 

その腕を引いて 逃げられないようにカギを閉めた




まーくんの顔を見つめて

気が付いた




駆け引きなんてしないって

本当は言って欲しかった

・・・のかも




なんて・・・

勝手だなオレ・・・

 

 

 

 

 雅「ニノ?」




まーくんの背中に腕をまわして

窒息しちゃいそうなくらいに

まーくんの胸にギュって顔を

押し付けた




まーくんの顔は今見えないけど

多分まだ頭に「?」を浮かべてる




それなのに

雅「よしよしっ。ニノちゃんはイイコイイコっ」

そう言ってまたオレの頭をポンポンしてくれた



胸のキュ~って痛みは

胸のドキドキの方が勝って

もうどうにも まーくんから離れたくなくなっちゃった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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今日も朝から雨でした

雨が降ると3倍疲れる仕事をしてます


雨の日手当てを下さい真顔




 

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