心の中のわだかまり | みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

みかりんのささやき ~子宮頸がんワクチン被害のブログ~

私の娘が子宮頸癌予防ワクチン「サーバリックス」接種直後から熱や吐き気、痛み痺れが現れ、片手、両足が疼痛に。そのままCRPSに移行しました。
CRPSは治ったものの、今は副作用などと戦いながら少しずつ治癒に向かって邁進する日々です。

昨晩、既に真夜中の時間。
主人の帰りがずっと終電で、帰宅はいつも1時近い。朝は私が一番に起きてお弁当を作るので、私の睡眠時間が一番短いかも。我が家は今年に入って、更なる宵っ張りだ。
昨晩は娘も夜中まで居間にいた。
息子の都立高校の学費無料の話から、私立の学校にお嬢さんが通っていた犬の散歩友の話になり、私立の大学まであがれる一貫校の話を主人と話していたら、娘が突然泣き出した。

さめざめと泣いた後、普通に学校に通いたかった。中学も高校も、そして大学も。通信じゃない普通の高校や大学に通いたかった。友達が普通にたくさんいて、苦しくない生活で通学したかったと。
さめざめと悲しそうに泣いた後、しばらく黙り込んでいた。心の底に、そういった悲しさをいつも抱えて生きてきたんだなと思うと、当事者じゃない私は何も言えない。
過ぎ去った話だから仕方がないと、結果的にはそういう事なのだけれど、割り切れない。
周りや別の人と比べても仕方がないけれど、自分の意図しない状況で、長く続く不調は相当にダメージが強いのだろうな。
大学名や学部で就職先も企業が選り好みできる世の中で、本人の体調が万全でもなく、更にコロナ禍に翻弄され、就職活動も苦戦しそうだ。
普通に週5日、働けるかも分からない。
不安の中、それでも年齢と共に、社会に出て行かねばならない。
できることなら、子宮頸がん(HPV)ワクチンを打たない選択下で勝負していたら、副作用で苦しむこともなく、ひょっとして・・・と思ってしまうのは当然なのかもしれない。娘の気持ちの中にも、そういった悔しさがわだかまっていた。わだかまっていない訳がない。被害者は、普通の人間で、聖人君子ではないのだ。
でも、物事はもう時間を戻せない。
娘の人生を12歳から翻弄させてしまった。

私だって、今も悔やみきれない。
副作用は他人事ではない。誰にでも起こり得るロシアンルーレット。

娘は健康だった。
接種直後から身体が壊れた。