【リーダー研修】
リーダーが学ぶべきスキルとして、
コーチングや1ON1などがメニューにある。
私はいつも「?」になる。
それはマネジャーのスキルだろう?って。
上司部下、先輩後輩。
役割で仕方なく付き合うなら、
上司や先輩が「聞くスキル」を持っていた方がいい。
話ができない相手よりできた方がマシだからだ。
しかし、
本当のリーダーはそんな迎合的なことはしなくていい。
リーダーとして存在感を示すだけの働きをすればいい。
若い部下や後輩は、そういう人から学びたいと思うし、
多少理不尽な目にあってもついていくものだ。
だって、その人のようになりたいから。
最悪なのは、
尊敬もできない、仕事もできない人が
自分の「上」にいる場合。
とりあえず、1ON1。週に30分だけ我慢する。
意味のない飲み会に誘われるよりはマシ。
だけど憧れの人なら、いつ何時でも誘いにのる。
リーダーを育てる研修は、
コーチングスキルでも1ON1でもなくて、
そんな小手先のコミュニケーションツールではなくて、
本物の仕事人にすることなのだ。
そうすれば、フォロワー(部下後輩)は自然とついてくる。
確かに、リーダーの役目の一つに部下育成はある。
でもそれは、部下の意見を聞きに降りていくスキルじゃなくて
部下が話を聞きたくなるためのスキルなんだ。
部下を自分に向かって来させるためのスキル。
コーチングじゃなくてティーチング。
未熟な人には内省ではなくて、
見えてない可能性を教えてあげること。
リーダーには、リーダーに相応しい人がなるべき。
なれない人が出世したいならマネジャーになるしかない。