ゴールデンウィークに奈良の大神神社にお参りに行ってきました。山に登ってのお参りに。
三輪明神の名称の方が馴染みがあるんでしょうか?こちらに初めて参拝したのは、5年前の11月でした。
娘に会いにシアトル&ロサンゼルス旅行中に足の甲にひびが入り帰国してしばらくして、
娘の就活や、香港の学生運動などが起こり心が落ち着かず、お山が御神体という三輪山へ登拝。(お写真拝借)。まだ足は治療中でした。
祖国や民主主義のために闘う学生のために祈り、アメリカで頑張る娘のためにも何かしたい、と初めて自分の意思で登山(結構ハードな登山も経験はありましたが全てお付き合いで)、初めての登拝をさせて頂きました。
3時間位で帰れるなら楽勝!と思ってましたが実際は私にはかなりハードでした。往路は急な登り階段が多いんですよね。なだらかなひと息つける区間がほとんどないに等しい。
その後、
娘が帰国し正式内定後も、一緒に登拝してのお礼参りがなかなか行けませんでした。
ようやく、このゴールデンウィークのしかるべき日に一緒にお参りする事ができました!
我が家から奈良は遠いけど、地下鉄御堂筋線から千日前線に乗り換えて、さらに鶴橋→桜井→三輪、道中もおしゃべりしたらあっと言う間、
ようやく三輪の地を訪れた娘。(2人とも形から入るタイプでこんな姿、下山後着替えました)
御神体の山中は清らかな空気に包まれてました。
往復約3時間、急勾配の登り階段は記憶のとおりきつく、私はゼイゼイ、娘は息一つ乱さず、
前日の雨で道が泥濘み、滑らないように慎重に歩いたせいか、足はカクカクしてましたが、ようやくお礼をお伝えする事ができました。
若者達の未来の幸せを祈ってから、数年立ちました。今も先代が築いた歴史に翻弄される若者達。香港では亡命せざるを得ない若者がいる事も娘には知っていて欲しい。
一方、平和だが経済的に暗い日本だけど、娘には自分の力で運命を切り拓いて欲しいな。
娘曰く、
『ジジちゃんに昔登山に連れて行かれた頃はまだ子供で体力ないし嫌だったけど、会社の偉い人達が皆登山好きなんだよね。
その人達は何を考えて登ってるのか考えてたの。登山って仕事と一緒だね。初めたら登るしかない!前へ進むしかないんだから』
そうだよ、でももっと言えば人生と一緒だよ、とヘロヘロになりながら、心の中で娘に呟きました(笑笑)、
5年前はジジちゃんと一緒に登拝。
当時70代後半でジジちゃんは孫娘や娘のために登っていたのはすごい事だったんだと気づきました。ありがとう。
今回は母娘で頑張った登拝、頑張っている背中を見せるつもりが先を歩く娘を必死で追う私、軽々と歩く娘が頼もしかったです。(娘曰く、中高6年間学校行事の冬山登山で鍛えられたそう、後半は生徒会で豚汁作るため猛スピードで上がってたそう)
神社からお暇して、着替えてさっぱりし頂いた、お素麺がしみじみ美味しかったです。『ママ、すっかりお化粧とれてるね』と言われようやく悲惨な顔に気づく(笑笑)
帰りに銘菓みむろを買いました。みむろ、あんこがなんとも上品な甘さで美味しいです。
甘味がきつくなくてペロリ。日持ちは一週間だそう。
伊勢神宮のおかげ横丁の賑わいはありませんが、山菜やお素麺など売ってるお店がチラホラあります。お買い物は素朴な感じでこちらの方が好きかも。蕨や山吹、筍、お素麺など買いました。
その後、鶴橋で少し寄り道して、お惣菜色々買いました。
本当は外食したかったけど、ニャンズやジジちゃんが首を長くして待ってるので、娘には屋台で少し楽しんで貰ってから帰宅。