今日の朝NHKの番組で消費税対策として「やり繰り」の話しが有ったのです。
此の番組の内容は消費にブレーキをかける?と思うくらい極端でした。
しかもサラリーマンの主婦対象と思われます。
自分の主婦としてどうだったか?等と思い出してみました。
元々商売人の娘でしたからサラリーマンで決まった給与で生活する事に興味津々ではありました。
母は何時もサラリーマンの生活に憧れてましたから、
そう言う刷り込みが有ったからか、私もすんなり企業にはいってサラリーマンと結婚。
いざ結婚となると其の当時未だ総合職と言うのも無かったし、
子どもを持って仕事をする事も不可能な時代で
兎も角「共稼ぎ」で働きました。(此の時に働いた事は後々年金の加算に役に立ちます。)
其の頃は 家で花嫁修行をする事が当たり前でそれから結婚した時代です。
やっと私の時代で共稼ぎと言う「兼業主婦」が認知された?とはいえ、
夫は家事をする習慣は無く、そして女は仕事をしながら家事をしやり繰りをする事が求められたのです。
結婚前、世間知らずな私がした事それはとっても風変わりな事でした。
多分私くらいでしょう、そう言う事を思い付いたのは。。
それは近くの一番使うであろうと思われるスーパーに行って商品の価格をノートした事です。
絶対使わないと思う物については省きましたが。。
大学ノートにビッチリ!!この辺から私の主婦の仕事がスタートしたのです。
其の頃の賢い主婦は「暮しの手帖」と言う月刊誌を読んで賢い生活をされていました
真似したい事はあるけど実際にそぐわない事が多かった。。
わたしは自分の感覚を身に付けたいと思ったのです
尤も、それくらい主婦の生活が出来るか不安だったんですね。
此れは改めて凄いアイデアだったと思います。
自分が家政科の先生だったら絶対此れをさせたいくらいです。
商品価格のさることながら、何れくらいのストックを持ったら献立が立てられるか?
何処に何が有るか?等と言う事がよく解り、スーパー毎にそれが違う事にも気が付きました。
主婦の仕事は単純であるけど煩雑!矛盾しますが
特に兼業主婦は買い物に十分な時間を取る事が出来ません
今ですと宅配を利用する事が出来ますが、、
私はあのノートが頭に入って居たので
本当に買い物にかけた時間は人生で人の半分以下であろうと思います。
かといって買い物がきらいで在るかと言うと?大好き!!
買い物をレジャーとして楽しむ時には
頭を切り替えて制限時間と金額の枠を自分で決めて居ます。
子育てが始まって休職中に動けないながらも仕事をしたいと思って家計簿を提出する「家計簿モニター」の仕事をしました。そのことから消費アドバイザーの勉強もしたのです。
其の時に家計収支が均一で安定している事が良く解ったので家計簿を付けるのをやめました。
時間の無駄であると思ったからです。紙も無駄ですし。
行政の機関誌でも取り上げられた事が有ります。
提案したのは銀行の通帳の家計簿化。
家計簿として使うのと貯蓄用と分けて生活する事。
此れは今は普通に成りましたがきっと、私が初めて始めたと思います。
今のお財布携帯の考え方と似ていると思います(お財布携帯は過去の物ですね、)
工夫して節約して生活する事よりも
時間のかかる事を避けて時間をやり繰りする事に重要性を感じます。
「時間」が本当の余裕ですから。
今日の番組 お金を使う事が罪悪感に成らない様にと少し心配になりましたの。
ちょっとした「感覚」に気が付く事でお金に支配されないで済むのです。
勿論 此れからも家計は進化し続けていきますね。