まさか。
14日の早朝白浜で目覚めた時は雨であったのだ。
テレビで天気予報を見て和歌山が雪で高速が総て通行禁止であると!?
私達のその日の目的は白浜よりも更に南東の方向の勝浦近大マグロの養殖の辺り。
用事を取りやめて帰りたい気分であったが、兎に角南の雪の無い所で用事を済ませて
きびすを返す様に帰る事にする。
夜ドライブで到着した時には見えなかった梅の花が満開だ
勝浦は南海トラフに備えて避難地域の整備をしているのだ、
事後報告?だろうが、責めるつもりは無い。
夫の持っている場所に擁壁工事が行われていた。
測量の立ち会いである。行政も欠席前提での時間設定。朝の9時から?!
それでも私達はやっとの思いで辿りついて私達の用事は済んだ。
帰りはホッとした事はすでに過去の事となり
「此処からは旅ではなくサバイバルよ。」
お坊ちゃんの夫にカツ入れしたつもりが、昼ご飯は海鮮物が食べたいと回り道をするやら、
「海鮮に拘らず、其処の焼き肉食べて、隣りのガソリンスタンドで車を満タンにしましょ。」
ボクが食べたいから~~(彼には未だ切り替えられていない)
探した割りには美味しく無い食事はそこそこに。
先ずはチェーンを探しに。
「チェーンは積まなかったの?」とのたまう夫。この辺りで胃袋が、、貴方の用事で貴方が気が付けばのせてて、って言いたいのを堪える。
「まさか、和歌山でチェーンがいるなんてねぇ~」(此処までは優しい奥さんだった、)
目指すオートバックスには我が愛車は本当に普通の車なので、すでに廉価版は在庫無し。
皆同じ事を思うわけです。少し高い商品を前に迷う夫。「家に有るしなぁ。。」
「貴方、アホですか?(ごちそうさんの悠太郎の様に、)無かったら帰れませんよ。値段の事を考える場合ではないのです。明日帰るので良かったら此処で泊まる、もしくは買う。こんな事に時間かけたら日が暮れる。」(だんだん、男前な私。)此処から北上する訳です。雪はどんどん深くなる。せめて見えるうちに難所を脱したい。
高速があくのを待つか?下道か?
結果下道も遮断されて(待つ事、待つ事、その間、ツィートして情報集めする?らしいが、幸いコンビニの前に泊まっているのだから(本当にラッキー)
其処の人達に聞けば良いのに、、(おたく、、って、このぉ。。)
勿論私も運転を。
「チェーンを掛けるのに、使い捨てのジャンパーを買わなくっちゃ~」と、夫。
「有る。」と車に置いてある非常用のリュックを渡す。なのに、どれか?わからん?
のどか湧いた~
「有る。」2リットル×2本は常備してる。ホテルで入れて来たあたたかいお茶も。軽食も。
2年前の賞味期限切れのキャンデーも。磁石もある。勿論クッションの中は毛布。
冬場の車移動はダウンジャケット。
しかも 娘から預かっていたiPhoneのバッテリーの(バレンタインデープレゼントを車に用意していた)は直ぐに役立った訳です。
サンキュー娘♡愛は届いたよ~
極海側の道を回避して和歌山市内へ。
何度も左回りの下り坂と右回りの登坂を繰り返す
リアスな海岸。。。
誰と行くかで旅は変わる。
子どもと行くと子どもとの関係性がよく解る。
友達と行くと?友人との関係がよく解る。
夫と行くと?
よく解る?!
お互いにね。
サバイバルなアドベンチャー南紀白浜でした。