浅草のほおずき市が
2年連続で開催されなかった。

四万六千日詣での縁日は
毎年風情に溢れていたのだけれど、
参道を歩いて線香の煙を潜り、
お参りを済ませたあとに
雷除けのお守りを買い、
縦長の茎に実をつけたほおずきを
出店で買って自宅に飾るのが、
我が家の恒例行事だった。

もともとはふとしたキッカケで、
震災後に除災招福のために
毎年通うようになったのだが、
ここ数年は、
夫も一緒にお参りするようになり、
我が家の健康と安全を祈願するのが
恒例行事となった。

今年もだめか。。。
ほおずきを諦めていたが、
亀十のどら焼きを買って
少し歩いたところで、
青果店の店先でほおずきを見つけた。

ほおずきには私なりの条件がある。
浅草のお参りのついでに買えるもの。
葉っぱや緑の実がついてるもの。

出店より手頃な価格なのが
有り難く、嬉しかった。
求める場所も、意外ながら
毎年あるとわかって嬉しかった。


風の時代。
新しい解釈でいいじゃないか。


亀十も見慣れた和菓子屋のひとつ
と思っていたけれど、
日本一のどら焼きとあり、
初めて行列に並んだ。


夫はカロリーに驚いていたが、
私は餡の豊かな味が嬉しかった。
栗もなかは、冷やしたたっぷりの餡が
驚きの美味しさだった。


Twitterで繋がりのできた
鬼滅ファン仲間の投稿のおかげだ。


生きていると
何があるかわからない。
こんなことってあるの!!?
という今を、生きている。


毎年の祈願内容に
コロナ終息が加わって2年。
夫は今回、ワクチン接種の副反応を
乗り越えられるように願ったという。


神さまの前では、
願うのではなく、誓うのだ。
健康と、生きることを。



















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