13年住んでいる今の部屋には
新婚の頃からのいろいろが
沢山詰まっている。


あちこちでかけたり
色んな事にチャレンジしたり、
その結果としての色々が
地層のように蓄積していた。


人生の半分を折り返して、
新たな出会いや興味もある中で、
残りの人生を生きるためには、
時間だけでなく
空間にもゆとりが必要だと感じた。


日々の仕事は
なるだけ空っぽで向かう。
趣味もそうだ。
空っぽの心でオープンに過ごす。
花火のように
そこで起きる反応や気づきさえあれば
残りの人生は充分だと思っている。


今日を繰り返す。
猫みたいに。


好き、の痕跡が随所に溢れる。
紙や本に。
服や小物に。


少しずつ
さよならしていこう。
未来に遺しておきたい物だけを
大切にしていこう。


好きだったもの。
もう着ないもの。
もう読まない本。
きっと消耗したのだと
期限を自分で決めながら。


楽しかったよ。
ありがとう。
紐でくくる。


目指すのは
なるだけ空っぽの空間。


そこでリゾートみたいに
のんびり過ごすんだ。


金木犀の開花に
急かされながら。

沈む夕日の速さに
焦らされながら。


大掃除、
ゆっくりさよなら出来るように
ゆるやかに始めました。


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