10月。今年は飛ぶように月日だけが流れ、
うたた寝でもしてたか?というくらいに
遠巻きな感じで
オリパラも終了し、
首相および内閣も一新された。


コロナ禍とはいえ、
緊迫したのはひとときで、
ステイホームは去年の春の休日だけ。
普通に働いていたけれど
それがありがたいことなんだって
複雑な思いとともに、実感していた。


いざ、緊急事態宣言が解除となっても
基本的な行動パターンは変わらない。
生活が、ある限り。
ライフラインが、途絶えぬ限り。


ようやく、両親と会食できた。
父の働いていた市場の後にできた
ショッピングモールで。
実家からは歩ける距離にあるので、
両親はしょっちゅう通っていたようだ。
こちらも、基本的な行動パターン。


普段どおり。
感染対策さえ怠らなければ。


だけど思う。
マスクなしであちこち行ったり
長い時間滞在して話したりが
できない程人間は弱くなったのか?と。


両親に、
今すぐじゃないけどまたどこか行こう。
行きたいところある?
と尋ねた。
即答はなかった。
じゃあ、ドライブで紅葉狩りでもどう?
と誘ってみたが、
「気持ちが塞ぐから、まだいいよ」
と返ってきた。


それなりに、
日常を楽しめているからこその
返事なんだと思った。
両親は、もともとそんなところがある。


リフレッシュは、
ちょっと足を延ばして電車一本で
行けるくらいの場所があればいい。


でも、いつかまた
弾丸で京都旅行に行ったり、
炎天下の明治村を歩いたりが
できた両親と、
年相応の旅が出来たらと思う。


第6波は、また来るのだろう。
それを危惧して、
お正月もそれぞれに過ごそうって
年末年始の話をした。


カレンダーの曜日の並びからすると、
3日の月曜から動く可能性が大きそうだ。


動ける人も、年々減っていく。
賃金アップだけでなく
キャンセルや移動時の保証も必要だ。
リタイヤ世代が地域に溶け込むには
適した仕事ではないかと私は思っている。


街の資源は、
人だと思うから。


高齢化が、コロナ禍で加速した。
老化は病気だ、とも言われているらしいが、
健全に歳を重ねる為に必要な、
🌺食事(生活)、
🌺運動、
🌺社会参加
という大切な3本柱が損なわれたことで、
季節の変わり目に訪問先の方々の入院が増えた。
在宅でも家族に不調がでたり、
本人自体も容態が急変しがちだ。


ようやくの、制限解除。
とにかく自分を守れるのは自分。
🌺腸に良い食事と、規則正しい生活
🌺家事や通勤を有効に活用した運動
🌺足で動き、外で積極的に人と交わる

そんな事が、無意識下でもできていれば、
きっと健全な未来が作られていくはず。


コロナ禍の生活を支えながら、
それぞれの家庭を垣間見ながら、
針の穴に糸を通すように
自分にできることだけに集中している。


雑音に、
惑わされないよう、
自分を信じて。
コロナ禍を生き抜く。
生きている今が、正解なのだから。






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