お隣さん、第1話です。
ここから始まりました。今読み返すと、限定にする程じゃないよね。笑
当時は探りながら書いてたんです。
懐かしい…

なので、一般でUPしますね。

*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*




「…あっ!  ダメだって…」

「お前だって、こんなに なってんじゃん。
どうする?…欲しいんだろう?」

「…っ、ん…欲しい、よ?」

「俺も…もう、我慢できない…」





なんだかなあ…

いや、安いアパートですから?
築40年?50年って言ったかな?

隙間風 は入ってくるし、
ドアの建て付けも 極めて悪い。

隣の部屋の…
こんな声が漏れ聞こえるのも しょうがないよ。

しょうがないですけど?

…真っ昼間からこれは
ないんじゃない?


ワタシは
引越しの挨拶に行く機会を
完全に逸していた。


昨日引越してきたんですよ、ワタシ。

昨日は、さすがに疲れたから…
挨拶に行かなかったんですけどね。


で。


今日になって
とりあえず  左隣の部屋に
タオルの一枚でも、持っていこうかと思った矢先。


薄い壁の向こう側から

少しくぐもった
艶かしい声が聞こえてきた。


あ、右隣は  空部屋で
お隣さんが いるのは…左隣だけ。


…なんですケド。


ワタシだって、健康な男子ですから?

そんな  オカズがあれば…ね。
そりゃあ、シタくもなりますよ。

つい、壁にもたれながら


…自身 に手を伸ばした。

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「は……あっ…」


耳から 入ってくる 刺激と
添えられた、自身の手の感覚に

たちまち…大きく 膨 らん でゆく。


「ん…っ! はぁ、きっつ…」

「アッ!……ンンっ、気持ち、良い…」




「はぁ、スゴイな、お隣さん…」


固く反 り返った  自身 を
上 下 させながら


すでに知りつくしている

自分が一番  昂み に昇ってイ ケ るところを…擦 り 上げる。


リズムが徐々に早まって




「っ…イ、クッ……あ…」

「はぁ……」



手の中で、脈打つ 自身に


まだ見ぬ隣人への

罪悪感が纏わり付いた。


つづく


2015.1.28   miu