中編のあらすじ



ナニの形をした飴を口に突っ込まれる→舐めてるうちに相葉さんの本物が欲しくなる→おねだりニノちゃん→顔にぶっかけられる→拭こうとして四十八手の手拭いを見た相葉さんがそれを実践しようとハッスル→以下略

…現場からは以上でーす( ・∇・)笑






ワタシが意識を取り戻したのは、翌日の昼過ぎだった。
今日が休みでよかったと安堵する。

…それにしても、どれだけ交わっただろう?

3…4…5回目までは覚えている。
最初こそ、四十八手の体位になぞりながら行為に及んでいたのだが、手拭いに描いてあるイラストが実際には抽象的で、どのように繋がっているのか、はっきりとした体勢が分からなかったようだ。
何となく、それっぽい形で試行錯誤した結果…
途中で面倒くさくなったのだろう。
結局、相葉さんの上に跨り、腰を振りながら下から突き上げられるという、ワタシの好きないつもの形でガンガン攻められた////

そういえば…
昨日はゴムをつける余裕もなく始まってしまった。
ふたり分の体液に濡れていたはずの自分の体を見れば、キレイに整えられていた。シーツも新しいものに変えられている。
部屋中に漂っていた独特の臭気も、気にならない。

…相葉さんはもう仕事に行ったのかな?

ベットから降り、寝室のドアを開けると、キッチンで食事の用意をしている相葉さんと目が合った。
まだ帰らないでいてくれたことに、ホッとする。


「ニノ、起きた?お腹すいたでしょ。すぐ準備できるからね」

「うん…ありがと」


本当、元気だな。
この人の体力ってどうなってるんだろう笑


「はい、どうぞ♪」


テーブルに並べられた、野菜たっぷりの料理。
ワタシの家の冷蔵庫には、こんなにたくさんの材料なんて入ってなかったはず。

そっか。
アナタ、昨日はこれを持ってきてくれたんだね。


「これはどこの野菜?」

「千葉のだよ」

「相葉さんからは、お土産もらってばっかりだね。ありがとう」

「あひゃひゃ!ロケで農家さんと会うことが多いからね。美味しいからニノちゃんにも食べて欲しくて」


近々、ロケの予定あったかな?
ワタシも相葉さんにお土産買って…

…ううん、違う。
それよりも。


「ねぇ。今度…どこか一緒に行きましょ?
どちらかのお土産じゃなくて、一緒に。
そうだなぁ…たまには、ワタシが奢りますよ?」

「JCBで?」

「ふふ、そう。JCBで笑」


顔を見合わせて、笑った。









食器を片付けていると、相葉さんが部屋の隅でコソコソと電話をし始めた。
…仕事の電話なら、堂々とすればいいのに。

何となく胸騒ぎがして、その会話に聞き耳をたてた。


「もしもし、珍宝館さんですか?
あの…ちょっと確認したいんですけど、カードって使えます?
あと、貸切とか…はい、そう」


…前言撤回。
何でそこ限定なのよ。

絶対、相葉さんと一緒に出かけません!!泣





おわり





なんか、最後雑な終わり方で( ・∇・)スイマセン



拾い画ですが、手拭いはこんな感じです笑笑

そういえば…
若いころの嵐さんたち、熱海の秘宝館に行きたがってたよね。もはや懐かしいわ♡( *´艸`)



miu