以前は私が読んだ本を娘が後から読むってパターンだったのが、最近では、立場が逆転して、娘が買って読んだ本を私が読むってパターンになってきてる。まあ、私には仕事をしている今、本を借りに図書館にゆっくり行く暇も、本を買いに行く時間もなく、子供の学費で家計が大変で、本を買うようなお金もなく、結果として娘が買って読んだ本を読むって事で落ち着いてる。

 そんなんで、最近読んだ、この「ジョニーになった父」、谷村志穂著も娘が家に置いてった本なので、自分で読みたいと思って選んだ訳ではない。しかも、せっかくの休日が一日中、雨の日に、テニスにも行けず、お金もなくてショッピングにも行けず、どちらかと言えば仕方なく読書した感じだった。が、である。読み出したら、なかなか。どうしてどうして、飽きる事なく、楽しく、一挙に読んでしまいたくなる内容だった。共感できる事があったり、「そりゃないよお」って思う事があったり。とにかく、いい!のです。おすすめです。