都会に行くと毎回思うことがある。
以前住んでいた都会の人ごみ
ほんの2年弱ほどであったけれども
やはり大変な場所だと思うのです。
ところで以前と変わらず、
電車の中で寄り添う恋人が多い
都会だから、欧米的になったから
そんな理由では無いのかもしれないと
感じたのです。
おそらく、あの人の多さの中
常に気を許せる場所が無く
また、家に帰っても、
本当の意味で安らげる場所が無いのかもしれない
だから、恋人同士でいる時だけでも、
肩を寄せ合い、寄り添い
安らぎの空間を作っているのでは無いのだろうか
先日、塾の校長をしている友人と話しをしている時のこと
私も彼も、同じ塾の熱血教師に教えられ、殴られ、鍛えられた経験があるのですが
殴られたって、深い愛情を感じるからついていきました。
「今の生徒は、愛情を知らない?のが多いから殴れない」
家に帰れば、母親から抱きしめられ、父親から抱きしめられる
そんな環境は今の都会にあるのだろうか・・・?
もちろんあるのだろうが。
ただ、愛情という懐(ふところ)の中にいる時間は少ないのかもしれません。
都会に出ると、恋人達は、死んだように寄り添っている光景が
私にはよく目に付きます。
なるほど、あそこが彼らの愛情という懐(ふところ)の中なのだと思ったのです。
シックスセンス管理人 心見