わたしが小学生のころの話です。
たしかクラスの子数名が捕まえたトンボの羽根をむしり、苦しむトンボをみて笑っていたのを先生が見つけたのが、きっかけだったと思います。
授業開始のベルとともに入ってきた先生は木刀で床をダンッ!と鳴らし教室が静まると、こんなことを話し始めました。
「学校にきて、授業をうけて、怒られて。
今こうしていることが当たり前のように思っているかもしれないが、人はいつ死ぬか分からない。
次の瞬間、野球ボールが飛んできて頭にあたるかもしれない。
飛んでいる飛行機が、ここに落ちて来るかもしれない。
数秒後に、心臓が止まるかもしれない・・・
3分後にみんな無事に生きていられるかどうか、確かめてみよう。」
先生は微動だにせず、ただ、橋台の前に仁王立ちしていました。
物音一つしない教室。
3分とは、こんなに長いものだったのか?
たった3分という時間が、途方もない時間に感じていました。
そして3分後・・・
「誰ひとり欠けることなく、みんな生きている。このクラスは全員ラッキーだな。」
そういうと先生はいつものように、授業を始めました。
いま思うと、命についての深い授業です。
どうにもならないとき、苦しくて苦しくて居た堪れないとき、自ら死を選ぶという選択肢が最後の希望で、最良の方法だと思うときがあります。
最良だと思った方法の先は、もっと苦しい世界が待っている。
それが見えない世界の真実です。
どうしても辛いときは、今の環境から逃げるのもいい。
誰かに話すのもいい。
誰もいなければ私たちに話すというのも、ひとつの選択肢です。
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