化け猫 | 見えない世界の真実が此処に®

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猫について書いてほしいということで書いてみようと思います。

つぶらな瞳の愛らしい猫ですが
猫が好き過ぎて生まれ変わりたいと思う方には残念な内容かもしれません。

犬は飼い主には従順ですが

猫は飼い主には基本的には従いません。

猫は単独行動を主としする生き物です。
飼っているというより
住処である家に人と同居しているという風思っているらしいです。
自分の好きな時に好きなことをする気ままな猫
気分が乗らない時は飼い主に寄りつかず
飼い主の心配を余所に
帰ってこないということもあるのではないでしょうか。

見えない世界で猫といえば、化けて出る「化け猫」がよく知られているかと思います。
飼っているだけで化けて出るというのが「化け猫」というものらしいです。
その何とも不思議な伝承が日本各地に残っているそうです。

化け猫 」Wikipedia参照

歳を老いてくると人を殺し祟るという都市伝説が常識としてあったらしいです。
それくらい猫というのは気難しい生き物と思われていたのでしょう。

そこで例え話ですが

ある女性が道端を歩いていました。
名前を矢佐 志尹(ヤサ シイ)さんといいます。
気になるお腹の膨らみをどうにかできないかと、
休みの日に散歩しているところでした。

ふと道の端に赤いものが見えました。
何かと思い、近づいて見てみると
車に引かれ、無残にもお腹の中の物が飛び出して血だまりができて死んでいる猫でした。
死骸の様子から死後はあまり経過していないようでした。

「かわいそうに…」

志尹はそう思い、手を合わせ、その場を立ち去りました。




そしてある夜中

にゃ~~~~~~!!!

寝ていると真近で甲高い猫の声が聞こえてました。
部屋に響き渡るほど大きな声にはっと驚き、何ごとだと目を覚ましました。
起き上がろうとするけれど指一本すら微動だにしない…

!!!!!!

金縛りでパニックになる中
ゆっくりずしっとお腹が重くなってくるのがわかりました。
ふっと目を向けるとお腹に猫が座っていました。

そして目があった瞬間

びゃゃ~~~~~~っ!!!!!

猫が奇声を発してこちらを威嚇してきました。
般若のようなこの世のものとは思えない形相だったので
恐くなり、慌てて目をつぶりました。

「何が起きたのか?この猫は一体?
お願いだから帰って…」
わけもわからず、そう思い過ごそうとしますがお腹がどんどん重くなってくるのでした。

「う…ううっ…苦しい…だれか…」

誰にも助けを求めれず
苦しみのあまり気が遠くなり、そのまま気を失いました。
目が覚めると夜中の猫の姿は見当たりませんでした。
何事もなかったように部屋は静まり返っていました。

「うっ!」

(お腹が少し痛むような…)

志尹がお腹を見てみると丁度猫が乗っていたところ全体が赤くなっていました。

(こんなことって?)

それからというもの
夜中に猫が出る事が頻繁に起こりました。
頭の上にいたり、本棚の上にいたり、部屋の至る所にいて泣きわめいて寝れない夜が多くありました。
志尹は寝たような寝てないような、慢性的な睡眠不足となり、精神的にまいっていきました。
外で歩いているときも猫に見られているような、
にゃ~」と声が聞こえるだけでビクッと体が反応するくらい神経質になっていました。

志尹は散歩中に化け猫のことを考えました。
(あの猫はなんで私に…
どこかで見たような気がする…
ん~~~ん…あれはっ!)

考えていると、ふと目が止まったところはこの間の猫が死んでいた場所でした。
血溜まりの跡がまだはっきりと残っていました。
夜中に出てきた猫はここで死んだ猫だったのだと気がつきました。

「私が何をしたというの?」

志尹が途方に暮れて佇んでいると
その肩には般若の顔をした猫が憑いていました。

かわいそうと思うなら何故助けなかった!
お前が助けなかったからわしが死んだのじゃ~!
お前が死ぬまで呪ってやる~~っ!


志尹はそうして色々と不幸が続いてしまう事態になりました。






例え話なのでここまで酷いということはないでしょうが
猫というのはこれくらい気難しい性格をしています。
なぜそうなのか
それは「猫」だからということです。

死んでいる猫はそっとしておきましょう。
触らぬ猫に祟りなし。

影見


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