自殺者が呼んでいる | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

この話は友人に起きた出来事です。

友人と私が23才頃でした。時々会っては、遊ぶと言うよりお互いの哲学談義で議論をする事が楽しみでした。
その友人とは一ヶ月に1回か2回程しか会わないので、会えば一ヶ月の出来事や考えをお互いが話すので、朝になる事も度々。

友人の人生哲学があって、
人生は一度きり、いろんな事があっても、とにかく楽しむ。
が彼の人生哲学でした。

ある日の事、友人が今日は心が寒いと言い出し、そこから心についての哲学談義が始まり、あぁでも無い、こぅでも無いと語っていた時
突然、友人が重い顔をして話だしました。

友人の務めている会社は、大津町と南阿蘇に二つ工場がある会社でした。
私に話す一ヶ月前に、大津町勤務の友人は急遽、一日だけ南阿蘇の工場に手伝いに駆り出されたそうです。

その日は遅くまで仕事をし、終わったころには時計の針も夜の12時 を回っていたそうです。
疲れた身体で車に乗り、少し急ぎながら車を走らせ、阿蘇大橋を渡っていると、橋の中間で、女性が橋から飛び降りたのが視界に入って来たような気がしたらしく、橋を渡った直ぐ左側にチェーン脱着場所に車を止め、考えたそうです。

女性が飛び降りたのか、、、?
見間違いか、気のせいか、、、?
友人は気のせいと思い帰ったそうです。

それからと言うもの度々、夢に女性が出て来ては手を引っ張りながら「行こう、行こう」
と言われている夢を見てるとの事でした。

私は何処かで、お祓いに行った方が良いと言いましたが、行く時間が無いと友人は言って、その日は帰る事になりました。
その日から私は友人の事が気になり電話を良く掛ける様になりました。

それから二週間が経ち、友人と会う約束をし、行き付けの居酒屋で待って居ると、1時 間遅れで友人がやって来ました。

顔色が悪い友人を見て!
「どうした!疲れてるな!」
と言うと、友人は静かに話し出しました。

私と会う前に南阿蘇で仕事があり、その日の昼休みに仕事仲間が話掛けて来たそうです。

「この間、君が来た次の日、あの橋でまた自殺した女性が上がったって」と言う話でした。
友人はあの時、見たのは本当だったんだと考え込んでいました。

それからは友人は気を病んでしまい、一緒に飲みに行っても独り言を言うようになり、その独り言も
意味不明な言葉が多く誰かと会話をしているみたいでした。

それを見て、これでは友人がダメになると思い、神社やお寺にお祓いをしてもらいに行きましたが、何も変わりませんでした。

どうする事も出来ず、友人とは疎遠になり、会う事も無くなりました。


それから3年後、私は総見先生に出会い、本物を見つけました。
その事を友人に話さなければと思い、友人が親と住んで居たアパートを訪ねましたが、入居者募集の張り紙が有り、カーテンも無く、引っ越しをしていました。

今、友人に会えたなら、総見先生の力で、本当の意味での、一度きりの人生、いろんな事があっても、とにかく楽しむ。
と言っていた私の大切な友人に会える日を今でも望んでいます。

誰もが考える自分の人生、見えない者に左右され、楽しむ時期も楽しめずいくら努力しても良くならない人も少なくは無いでしょう。
見えない者達からの束縛が皆さんを悩ませているのです。

その束縛から解放された時、自分らしく生きられるのでしょう。

時見