誰も居ないところから | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

いつもの昼下がり。

掃除や洗濯もおわり、夕飯の買い物に出かけるまでは、まだ時間がある。

リビングのソファにすわるとテレビのリモコンを手にとり、チャンネルを変えはじめた。


・・・・・ゴト。


誰もいないはずの二階から、物音が聞こえたような???

チャンネルを変えていた手を止め、耳を澄ませると・・・


・・・・・・ゴト。


たしかに二階から、何やら物音が聞こえてくる。

子供たちが学校から帰ってくるには、まだはやい。


、、、、、ミシ、、、、、ミシ。。


今度は、誰かが歩いているような足音。


まさか、不審者?!

いや。きっと、忘れ物でも取りに来たのだろう。

ボーっとしていたから、玄関が開いたことに気付かなかったのかも。


不安を振り払うかのように立ち上がると、二階へとつづく階段に向かった。


「誰かいるの?」


足音はとまり、返事もない。


家族の名前を呼びながら二階へとあがり、各部屋を見てまわった。
念のため、人が隠れられそうなところも見たが、誰もいない。


・・・・・気のせい、か。。


不審者もいなかったし、きっと気のせいだと、胸をなで下ろした。


腑に落ちないものの、妙な想像をして不安になった自分に苦笑しながら、階段を下りようとした、そのときに


背後から凍るような空気とともに、人の気配が。
おそるおそる、うしろを振り返ると・・・




ホラー映画や怖い話をみた方は、一度は見たことのあるシーンかもしれません。


誰もいないはずのところから、物音が聞こえる。足音が聞こえる。。
これらはラップ現象といわれるもので、物音や足音以外にも、話し声、ノック音、悲鳴など、さまざまな音や種類がありますが、これらの音や声などは霊感が強い方や霊媒体質の方以外、ほとんど聞こえないものです。


※詳しくは→『ラップ現象・心霊現象について』



たとえ、有り得ない状況や場所で、有り得ない音や声が聞こえたとしても、絶対に、反応しないことをお勧めします。

わたし自身、このラップ現象・心霊現象がもとで、引っ越したこともありました。


当時、話し声や足音、ノック音などは慣れていたので無視をしていましたが、独り暮らしを初めたばかりで、神経質になっていたのかもいれません。
部屋の片隅から妙な物音が聞こえてくる度に確認をしていたのが、始まりだったように思います。


さすがに何とかせねばと思ったのは、ド~ン!!と壁を強く殴ったような音とともに空気が震え、ガシャン!ガシャン!と音をたてながら、食器棚だけが揺れたときでした。


何度も引っ越す余裕もなかった私は、なんとか納める方法はないかと本やネットで調べ、盛塩やお札、パワーストン、強い浄化効果があるといわれる香など、いろいろ試しました。
部屋が静かになり快適に過ごせた時期もありましたが、それは一時的なもので結果的に、状況は悪くなっていきました。


ときには人の気配が消え、鋭い視線と獣の臭いが、続いたこともありました。

※獣の臭いというのは、狐や狸、または水神などの水に関わりのある魔物がいる場合、獣の臭いがすることがあります。


動物を飼っているわけでもないのに、獣の臭いがする。

この、有り得ないところで有り得ない臭いを感じるというのは霊感(霊能力)の一種で、その場にいる誰しもが同じ臭いを感じるというわけではありません。


話しは戻りますが・・・

なぜ、ラップ現象や心霊現象は起こるのか。


それは霊体の多くが、気付いてくれる人、反応してくれる人を探しているからです。

なぜ気付いてくれる人、反応してくれる人を探す必要があるのか。

それは、死んだあとに行く世界が本物のお化け屋敷であり、霊体の多くは、助けを求めているからです。


※詳しくは→『死んだ後にいく場所』


また見えない世界の住人は、霊体だけではありません。

魔物や妖怪たちにとっても見えない世界の現象に反応してくれる人間は、うってつけなのです。


もし、有り得ない状況や場所で、有り得ない音や声などが聞こえたとしても、こわがらずに無視をする。


これが見えない世界の悪循環を防ぐ、ひとつの方法でもあるのです。


道見