実際にはありえない話ですが・・・もし、道祖神さんにインタビューできたとしたら?
というインタビューコーナーです。
インタビューを始める前に、まずは道祖神について、調べてみると・・・
道祖神は集落と神域(常世や黄泉の国)を分かち過って迷い込まない、禍を招き入れないための結界でもある。
(中略)各地で様々な呼び名が存在する。道陸神、賽の神、障の神、幸の神(さいのかみ、さえのかみ)、タムケノカミなど。
(Wikipediaより)
と、されていますが、そんな道祖神になりきって「存在」して居るのが、今回インタビューをさせていただく「なりきりの神」(道祖神)さんです。
あ、自己紹介をしておりませんでしたが、取材をしている私は、通称、ロックです。
A)インタビューアー 「ロック」
な)なりきりの道祖神
A)こんにちは!
な)おいっす!元気か!?苦しうないぞ。
A)はぁ、どうも(なんだか元気な印象だな・・・おいっす!なんて言葉は無いだろうに・・・)
な)で、なんだ?何が聞きたいんだ。
A)あなたは、本物ですか?
な)そうだ!
A)いつも何をやっているんですか?
な)人々が来るのを待っている!
A)へえーそうですか。それで人々に何をしてあげているのですか?
な)ほうーほうーと頷いて願いを聞いてあげてるんだ!どうだ!凄いだろう?
A)願いは叶えてあげているのですか?
な)な・・・ぬ・・・俺は願いを聞いてあげてるんだ!
A)え?あなたは本物ですよね?
な)そうだ!!
A)あなたはいつから其処にいるのですか?
な)うーん、それはな・・・いつからだっけ? 確か千年は過ぎているだろうな。
A)千年・・・それは長いですね・・・
な)皆、俺にお願いをしにくるんだ!どうだ!凄いだろう!?
がっはっはっは
A)あなたは本物ですよね?それで、願いを聞いてあげてどうしてあげるのですか?
な)はあ?何を言っているのだ。俺は願いを聞いてあげてるんだぞ!
A)本当に叶えるのではなくて?
な)・・・・そ、そうだ、もちろんだ!
A)もう一度聞きますが、あなたは本物の道祖神さんですよね?
願いを叶えてあげたりするのが・・・道祖神さんのような気がするのですが?
な)叶える?何をだ?俺はえらいんだぞ!皆が俺の目の前に、お供え物をし、そして、頭を下げていくんだぞ!そして、いろんな願い事をし、俺に感謝しているのだぞ!俺は、本物だ!!
A)いえ、本物ならば願い事を叶えてくれるはずです。あなたは聞いているだけなのですよね?
な)そうだ、聞いてあげてるんだ!!どこが悪い。
A)でも願いは叶えてあげないのですよね?
な)・・・。でも皆、俺の目の前にお供え物を・・・
A)・・・
な)す、すまない・・・確かあれは死んで間もない頃だったと思う。この同祖神のある祠に腰かけていたら、みんな俺の方を見て、願い事をしていくのに気づいたんだ。何人も何人も、俺に向かって願い事をしてきて、お供え物をしていくので・・・なんだか気分が良くなったんだ!
A)・・・それで?
な)そ、それで、俺が道祖神になってあげたんだ!どうだ偉いだろう?
A)そうでしたか・・・。はい!決定!あなたは道祖神ではありません。私達が「なりきりの神」と呼ぶ、なりきりさんです!
な)な、な・な・な・なにー!?
という感じのインタビューになるのでしょうね。こんななりきりの神さんは意外と多く存在しています。
以上、な・り・き・り・道祖神さんへのインタビューでした。
シックスセンス管理人
↓をクリックして頂ければ管理人は喜びますヾ(@°▽°@)ノ