怨霊にインタビューできたとしたら…… | 見えない世界の真実が此処に®

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霊能力を生業としている方や、一般の方、霊媒体質の方のためのブログです。

 

実際にはありえない話です。

 

なぜなら、怨霊は既にただの存在に過ぎないと言っても過言ではないほど、恨みか辛みか、妬みだけの思いが100%に近い存在だからなのですが……

 

仮に怨霊にインタビューしたらどんな回答が返ってくるのか???

 

 

 

 

 

 

 

 

以下

イ)インタビューアー

A)怨霊さん

 

 

 

 

イ) え~、皆さんこんにちは。今日は、怨霊のAさんに来て頂きました。

 

 

 

 

イ) どうもこんにちは。

 

A) ……(返事が無い。ただの屍だろう)

 

 

 

 

イ) お元気ですか?

 

A) ……(死んでいるので元気なはずがない)

 

 

 

 

イ) さて、早速なのですが、どうしてあなたは怨霊になったのですか。

 

A) あいつが憎い……

 

 

 

 

イ) あいつと言いますと…… 誰ですか?

 

A) 小次郎だ

 

 

 

 

イ) 小次郎さんですか…… でも小次郎さんはもうこの世にはいませんよ。

 

A) そうなのか? だが、小次郎の子供たちがいる……。

 

 

 

 

イ) 小次郎さんだけが憎いんではないのですか?

 

A) 違う! 小次郎の野郎は、俺の家族を殺したんだ……。俺の目の前で! ヨネも、息子も娘も皆殺されたんだ! だから、小次郎の息子たちも憎い!

 

 

 

 

イ) なんで殺されてしまったのでしょうか。

 

A) 分からない…… 忘れた……。なんで殺されちまったのかは忘れたが、あいつの息子や娘は誰であろうと許さない! 俺の目の前で、小次郎は俺の家族全員を殺したんだ!

 

 

 

 

イ) ちょっと意味は分かりませんが、家族全員を殺されたんだったら確かに憎くてしかたありませんよね……。それは良く分かります。でも、どうやって、その小次郎さんの子孫達に対して復讐するのですか?

 

A) ふっふっふっふ…… やっとまともな質問じゃないか! 俺は死んでしまっているから寝なくていいんだ。ご飯を食べなくても良いんだ。時間なんて死んでいるから、死ぬほどいっぱいある。だから、いろんな方法で復讐できるんだ! はっはっはっは!

 

 

 

 

イ) だんだん怖くなってきましたね……。では実際にどうやって苦しめているのですか?

 

A) ふっふっふっふ…… やっとまともな質問じゃないか! 

俺の息子は可愛そうなことに…… 右腕を落とされて死んでしまったんだ…… うぅう…… だから、小次郎の息子たちには、右腕へ攻撃するんだ! 俺の妻や娘は―――― 陵辱されて、辱められて…… 殺されたんだ! だから、小次郎の娘たちにも同じ目に合わせてやっているんだ。

 

 

 

 

イ) へえ…… それはまた恨み骨髄ですね…… なんだかゾッとしてきました。 でも、あなたには肉体が無いわけですから、直接には危害を与えられないのではないですか?

 

A) ふっふっふっふ…… やっとまともな質問じゃないか! 

実はな、ここだけの話だけれど、どうも人間には俺たちからの攻撃をすぐに受ける奴と、ゆっくりじっくり攻撃が効く奴と――― いるみたいなんだ。

だから、手っ取り早くは、霊媒体質なんて呼ばれている奴を見つけて攻撃してやるんだ! ぐっへっへっへ…… 

ある時は、小次郎の息子たちの身体に刀を振りかざし、ある時は、小次郎の娘たちに近寄ってくる男たちの身体に入り込んで! ある時には、小次郎の息子たちの頭の横で囁き続けるんだ……!!

 

 

 

 

イ) はぁあ。なんだか良くしゃべるようになってきましたが……  方法はなんとなく分かりました。 でもいつまでそんな事を続けるのですか? もう十二分にやったんじゃないですか?

 

A) ああ…… もうそろそろ辞めたい…… とは思わない!! 小次郎の息子や娘のやつらはまだまだ生きている! あいつらが全部死ぬまで、あいつの家系が途絶えるまで絶対にやめない! 親が憎けりゃ、子まで憎いという言葉もあるじゃないか! 知ってるか!?

 

 

 

 

イ) そ、そうですね……。

 

A) 俺には時間はいっぱいあるんだ。永遠かもしれない! 

いつまであるのか分からないけれども、小次郎の子孫達がぜーんぶいなくなるまで、いつまでもいつまでも、やってやるんだ!! この恨み忘れるものかあーー!

 

 

 

 

イ) ……(生きているけれども返事が出来ない)

 

A) ぐっへっへっへ!

 

 

 

 

イ) い、以上、怨霊Aさんでした! お疲れ様でした!

 

A) ぐっへっへっへ!


 

 

 

 

 

 

 

…… と、いうような感じになるのかもしれません。

 

実際には、霊体には肉体がありませんので、脳みそもありません。

 

ですので、本当に忘れる事ができない存在なのです。

 

恨みの想いで死んだ霊体は、いつしか恨みが非常に強い怨霊になってしまうのです。

 

 

 

 

霊体は、生きている時の記憶が1%未満にならないと輪廻転生できないのです。

 

恨み辛み妬みが強い状態で死んでしまった場合、その想いが強く、記憶に残しているのが恨みの記憶だけでほぼ100%なので、輪廻転生できないのです。


 

 

 

いやー、また機会があれば、他の怨霊さんにも声をかけてみたいと思います。

 

今回は難しいインタビューにお付き合い頂きまして、ありがとうございました!

 

好評であれば…… またやってみたいと思います。

 

 

 

 

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