お坊さんや霊視鑑定士などがテレビに出て言う
「あなたの先祖があなたの隣にいる……」や
「生霊があなたの寝室にいる」
という言葉に表されているように、作法や形式には見えない世界からの影響を解消する法はありません。
かつて私もいろいろな事をやってきましたが、それは全て無意味どころか、状況をさらに悪くするものばかり でした。
まず、考えなければならない事は、
なぜあなたの横に守護霊や生霊や先祖霊がいるのか という事です。
あなたの家系では、お葬式はあげないのでしょうか。
否。
おそらくは全ての日本人がどんな形であれお葬式をあげているはずです。
たとえ亡骸が見つからなかったとしても、お坊さん達にお経をあげてもらい、作法や形式を尽くしているはずです。
なのになぜ、霊体がいてしまうのか。
生霊がいるのか。
なぜなのか。
つまり、それらには全く力がなく意味がないからなのです。
因縁を解消したり、亡くなった方を浄化、成仏、供養する事は、いわゆる普通の霊能力者でも不可能なのです。
霊体を浄化する事もできず、本当の意味の供養すら分からないのが現状なのです。
皆、手探り状態なのです。
だからこそ、石を広めたり、一般の方に読経や写経をさせてしまうのです。
さて、本題に入るのですが、
私達が存在しているという事は、私達のご先祖さんは皆生きてきたのです。
戦いの日々も、酷い飢饉の中も、いろいろな天災の下でも、疫病が流行した時も、みんな生きてきて、そして私達が存在しています。
そんな時代の中、普通には生きてこれなかったでしょう。
人に恨まれるような事をしなくてはいけない状況もあったでしょう。
相手を殺しまくらなければならない状況もあったでしょう。
それでも家族を守るため、家系を守るために生きてきたのです。
必然的に、多くの因縁を背負ってしまっているのが現状なのです。
本来であれば、それらの因縁を精算し、恨みや辛みや妬みを振り払い解消する為に、お抱えのお坊さんや神主さんが居たのですが、残念ながらそれらを解消する事ができていなかったのです。
見えない世界の観点から言えば、だからこそ苦しまされるのです。
霊媒体質の方は特に、
見えない世界が見えていようと、見えない世界からの囁きが聞こえないとしても、その影響を強く受け、本来は、優しい性格のはずなのに、繰り返される見えない世界からの情報により、ねじ曲げられてしまうのです。
ああ…… なんでこんなに子供が憎いのか。
なぜ、こんなに親が憎いのか。
なぜなのか。
それは、因縁の影響であるのです。
見えない世界の影響は、それほど生易しいものではないのです。
これもまた見えない世界の真実なのです。
シックスセンス管理人