12月になるとBzの「いつかのメリークリスマス」をそこら中で聴く気がする。もちろん山下達郎さんのあの名曲や他の定番曲もだ。
そして毎年のように、私はちょっと憂鬱な気分になる。というのも、私も?あまり良い記憶が無いから。
私の独り言になりますが、クリスマスに幸せな気分しか無いという人っているのでしょうか。もちろん家族や恋人や仲間たちと過ごす特別な時間ではあるかもしれません。でも同時に、そうでは無かった記憶の方が多い人がいっぱいなのではないだろうか?と思うのです。
そういう風に、クリスマスソングを聴くと思ってしまうのは私だけでしょうか。
まあ、過去と他人は変えられないものですから、これからはクリスマスを楽しいものにすれば良いと、思い出を上書きすれば良いと、前のめりに色々とやってはいます。家の中を、そして外をクリスマスの飾りでいっぱいにして、もちろんクリスマスツリーも飾って・・・。
出張中、クリスマスイブやクリスマスの日に寒空の下、外でケーキを売っている人達はどんな気持ちなのだろうか。早く家路につきたい。早く誰かに会いたい。そう思うものなのでしょうか。子供の頃、欲しいものを買ってもらった記憶は一つも無い気がする。もしかしたら忘れているだけなのかもしれないけれど、少なくとも記憶に残るほど欲しかったものでは無かったと思う。
もし今、貰えるもので心から喜ぶものは何だろうか。
私にとってはきっと時間だと思う。でも無限の時間では無い。ほんのちょっとで良い、時の流れがゆっくりとした時間なのだと思う。
素晴らしい時間はあっという間に過ぎ去る。
まさしく、優愛大祓いがそんな時間でありました。
また来年も此処で同じような時を共有したい。そう思えるイベントでした。
あ〜、そうか。
お酒も何を飲むかでは無く、誰と飲むかで美味しいものになり、料理もそう。そして、時もどう過ごすかよりも、誰とその時間を共有できるか。それで素晴らしい楽しい記憶となるのだろう。以前の私はクリスマスやクリスマスイブを誰と過ごすのかに重きを置いていなかったのかもしれない。
シックスセンス管理人