自給自足の時代へ | tanbonoueのブログ

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今晩のNHKの番組でもありましたが、若者の間に自給自足に興味を持つ人々が増えているようだ。

余りに慌ただしい現在の経済活動の中で自分の生き方を見つめなおす機運が高まっている。

人口減少、円高による企業の海外脱出、それによる経済の停滞、また資源の枯渇の心配など、行き過ぎたマネー社会への再考の結果、自分らしさを皆が求めていて、基本に立ち返ろうとする姿が見て取れる。

確かに、昭和30年代頃までは地方は自給自足に近い生活をし、家族総出で畑仕事をしていた。子供も多かったし、経済的な貧しさはあったが、元気があり生活の術を知っていた。

現代社会の有り余る便利さ快適さの裏には膨大なエネルギーが日夜消費されていることが、今回の地震、原発事故で思い知らされた。便利だと思っていたことが一瞬に不便にさらされることも知った。

これからは人間の生き方の原点に戻り、地球にもっと謙虚に人間らしく生きたいものである。