大声で叫ぶならなんて叫ぶ? | ウサダとぶにぃ

ウサダとぶにぃ

FTMの旦那さんと、そのパートナーのブログです。

 

大声で叫ぶならなんて叫ぶ? ブログネタ:大声で叫ぶならなんて叫ぶ? 参加中

本文はここから

アトピーってだけで、
んなに悪いことなのか!!!!!!
ゴルァアアアッ!!!!!!!!!!

です。

珍しく、少しだけ傷付いてます。多分。

自分はアトピーです。
根っからのアトピーです。

生まれてからすぐに発症し、
今までずっとこの病気と付き合ってきました。
結構、何気なくリスクが高いんですね、この病気。

ちょっと働いただけで、ちょっと衣服と肌が擦れているだけで、
その時には気付かなくても、無意識に掻いていたり、だんだん肌が荒れていったり。
とくにじぶんの職場は介護が専門。デイサービスだから風呂が毎日あるんですね。

服を着たまま浴室内にいたことがありますか?
サウナ状態なのでまず汗が滝のように出ます。
その汗のせいで下着は水に濡れたのか汗なのか分からないほどにビシャビシャ、蒸れる上に張り付いてきます。
そこからが問題、そんな状態で、じーちゃんばーちゃんたちのシャンプー、体洗う、シャワー、その繰り返し。手が荒れるよりも先に肩から二の腕にかけてが荒れだしました。あと頭も。
最終的には、これまでとは比べ物にならなかったのでしょうか、自覚なしのまま背中までガサガサになりかきむしってしまう始末。これはいかんな、医者に行きたい。予約はちゃんと取れたから、もう少しの我慢だ。と思った矢先、俺は九月に入る少し前に、会社からドクターストップを喰らいました。
理由は身体が酷くなっているのが目に見えて分かるようになったからだと思います。心配されて、ちょっと休みって言われました。少ししんどいと思っていたので、安堵すると同時に、そんな優しい言葉に甘えないとやっていけないのか?とも思いました。

今日、その会社から電話があり、「パート契約の期限がもうすぐ切れるから、更新しに来てほしい」と言われました。「調子はどう?来れそう?」「もし難しいのなら、一度契約をきって、もっと時間をかけて治してから来てくれてもいいんよ、無理しないでくださいね。」そういってくださいました。俺は「大丈夫です、頑張れます」と伝えて、元気なことも言いました。嫌なのは、病気を心配してくれているのに、そうは思えなかった俺自身。

「もし時間がかかりそうなら、一度契約を切って」・・・・それって、解雇される状態ということですよね?
アトピーのリスクでしょうか、俺、そんなに酷かったのでしょうか。
そう思って、母にその内容を伝えると、「確かに酷くなっとったよ。背中までそんな風になることなんか、昔の昔だけやったやんか。」・・・・・うーん。確かに、今のお医者にかかってから、背中まで悪化するということはなかったですね。「お風呂が毎日あるのんは、やっぱりウサダの身体には負担になってるんやと思うで。」うん、でも、やっぱし続けたいから、ちゃんと続けるっていったよ。「それやったら、とにかく青森行って治さんとな。」うん、オカンありがとう。がんばるよ。

でも・・・・・・アトピーでこんな風に言うものなんでしょうか。
アトピーだから神経質になっているだけでしょうか。
肌の弱い人はストレスに弱く、ちょっとした言葉に傷付いたり、神経質に悩んだりする傾向があると聞きました。
本当にそうなのかも。でも、明日行って相談しないといけない。どんなことを聴かれて話をするのか、まだ分からないけれど。明日は、話し合いなので、少し緊張しています。

少しでも職場を離れていたから、不安になってるのかな。



・・・・・・・俺はぶにぃを幸せにしたいだけなのに。
幸せになりたいのに、FTMのことだって、これから診察にいく機会があるのに。
アトピーのせいでリスクが増える。何でだ。自分には、なんで壁が厚い。
それとも、自分が思っているだけでしょうか。
健康な人から見ても、やっぱり甘いというか、間違った考え方なのは自分でしょうか。

言い訳にしかならない?アトピーだからって、分かってくれる所は少ないよ。うん、そう思うよ。
アトピーって言っても、痒いだけだろ?うん、でもね、痒さにも色々あってね。
なかなか退かない痒み、気がついたら掻いてることを、経験したことはある?
分かり易いたとえで言えばね、蚊に刺されたときに痒くなるよね。多分掻きたくていらいらしたり、不快になると思うんだ。そのくらいの痒みが、毎日常時、全身にあるって言うこと。痒みが分からなければ、蕁麻疹になったり、毒虫に指されたり、クラゲに刺されたときの痛みと痒いのが毎日全身に。ひりひりする感覚は、日焼けしすぎたときの感覚に似ている。それが、一番酷いときの俺のアトピーの症状だよ。

人よりもハードルが高い俺は、人よりも、時間がかかる俺は、それでもやっていくしかない、それでも、少しだけ。
時々、ふとした瞬間に。


遣る瀬無くて、少しだけ。
痛みを伴って。少しだけ。

それが肥大していって。

でも、泣けないじゃないですか。
こんなことくらいで。
慣れたし。

馬鹿みたいに、信じてる方が良い。
何とかなる、明日、何とかなる。

そう思いながら、これを書いている、ウサダです。