遅ればせながらの記事ですσ(^_^;)
5月17日。
国際反ホモフォビア・デー(International Day Against Homophobia = IDAHO)
国際反ホモフォビア・デーとは……
WHO(世界保健機関)のつくる精神疾患のリストから
同性愛の項目が外されたのが1990年5月17日。
フランスの活動家が「この日を同性愛差別に反対するきっかけの日にしよう」と呼びかけたことが始まりとなり、世界中で反ホモフォビアを訴える一日となりました。
現在は、同性愛者だけにとどまらずセクシュアルマイノリティ(LGBT=レズビアン・ゲイ・バイセクシュアル・トランスジェンダーの総称)への差別・偏見反対の活動に広がっています。
が、私はこの日を知ったのはごく最近でした。
・・・実際、自分がLGBTについて考え始めたのはごく最近、数年前からです。
きっかけは・・・多分、パレードのボランティア募集を知った時でした。
LGBTという言葉を知る前に私はウサダさんやくまきっちゃんと出会えました。
自分はバイセクシャルなのかもしれない、という事は子供の頃からなんとなく思っていた事もあったのですが、それが確信に変わったのは中学生の時に同性の友人に恋をした時。
でも、告白する勇気も無かった私は結局気持ちを伝える事も無く中学卒業・・・・
その後には高校の同級生とお付き合い。
恵まれた環境と<彼氏がいる>という事からか、
「私の初恋は女の子だったよ!」と、友人たちに話してもへ~、で終わっていた事もあり
あまり自分のセクシャルについて考えるきかっけはありませんでした。
そうしてその彼とお別れ。
卒業後にウサダさんと出会い今に至ります。
その間に両親(母親)にウサダさんとのお付き合いしている事を話しましたが
がっつり拒絶されてしまい、ウサダさんという存在は無かった事のように扱われ、
バイセクシャルである自分には「産むんじゃなかった」との言葉。
そこまで思わせてしまったんだな、と正直、とても苦しい日々が続きました。
でも、それは改めて考えると大きなきっかけになりました。
テレビで出てくるいわゆる『おねぇタレント』と呼ばれる方達に対しては
「女の子に生まれていればこんな風に苦しむ事も笑われる事もなかったのにね。気の毒ね」
と言っていた人でも自分の身近に存在すると知ったとたんに
「気持ちが悪い、関わりたくも無い」と吐き捨てるように言う事もあるんだと、
また、自分の子供に対しても同じように思い、触れる事も気持ち悪がる事もあるんだと。
どう言っていても、簡単に言葉も態度も変えられてしまう事があるという事が本当に怖くなりました。
それから何年か、色々な事を考えました。
多分それは、今まで考えた事も無かった分が一気に訪れたんだろうなという感じの悩みたち。
でも散々考えたある日、急に「まぁ、いっか。」と突然思えました。
別に誰に恥じる生き方もしてない。
普通に生活して、普通に仕事して、普通に恋をして。
誰に迷惑をかけているでもないし、誰に押し付けているでもない。
ただ、一緒に生きていきたいと思う事に何を恥じる事があるのか??
と、思ってからはもう開き直りヾ(@°▽°@)ノ
母に一度は「ウサダさんとはお別れします」と言ったものの。
「やっぱりお付き合いします。考えた結果だから、もうお別れすることは絶対に考えません。」と伝えました。
が、結果はやっぱり『無かった事にされ、ウサダさんの事はいなかった存在』にされてしまいました。
でも、同じ結果になんてしたくなくて、英会話の先生、職場の仲良しさん、
そして今まで何も話していなかった中学時代の友達に
「彼はFTMさんです」とお話しし、結婚する意志も伝えました。
ちゃんと理解してくれてるのかは解りませんが、「夫婦の形は人それぞれだよ。」と笑ってくれて。
先日「私たちの代わりに結婚式連れてってよ!」と、すごく素敵なブーケとブートニアをプレゼントしてくれました。
もちろん両親には結婚はおろかウサダさんとのお付き合いもまったく理解されていませんし、
たぶんこれからもそれは変わらないだろうと言った感じです。
でも、理解される事は無くても自分にはパートナーがいて、親友がいて、理解してくれる人もいます。
先日もイベントをおこなっていらっしゃる人たちとのふれあいがあり、
あぁ、やっぱり一人なんかじゃない。たくさんの気持ちがある!そう想わせていただける出会いが。
そんな本当にありがたい毎日を送らせて頂けている事に感謝!なんですよね。
・・・あれ?すみません;;きっかけを書くつもりが
何が言いたいのかよく解んなくなってきてしまったのですが・・・・
私にとってウサダさんとの出会い、そしてくまきっちゃんとの出会いは
これ以上ないぐらい私の世界を広げてくれた、最高の出会いであり、また感動を与えてくれたものです。
今年はディズニーの同性婚OKや、オバマ大統領の発言で転機が訪れる予感!
来年のIDAHOも、もっと素敵で最高のものでありますようにо(ж>▽<)y ☆
最後まで読んで下さって、本当にありがとうございました!